未来のさんりくびと一覧

PROFILE
陸前高田市出身。
岩手大学工学部建設環境工学科で土木について学び、平成24年4月に宮城建設株式会社(本社・久慈市)に入社。
「2級土木施工管理技士」の資格を持ち、現在は、現場代理人として復興事業に携わるなど、女性技術者として活躍中。

【震災をきっかけに県内就職を決意】
 大学で土木の勉強をし、建設業への就職活動をしている時は、特に就職地にこだわりのなかった小笠原さん。東日本大震災津波をきっかけに、“就職するなら県内”と決意。現在は、久慈市に本社を置く建設会社に就職し、復興の最前
線で活躍しています。

 復興の印象について小笠原さんは、「私が現場を担当している野田村では順調に復興が進んでいると思います。規模の違いもあると思いますが、地元の陸前高田市は盛土している状況で、県内でも復興が早い所と遅い所があると感じて
います。しかし、工事をする立場からみると時間がかかることも分かるのでもどかしい気持ちもあります。」と話します。

【建設を通して地域貢献へ】

 小笠原さんが働く会社では震災をきっかけに、太陽光発電パネルと蓄電池を社屋に設置し、災害時の停電に備えると同時に、避難住民の受け入れに対応した電源システムを導入しています。

 「現在、売電用に太陽光発電をしている所が4ヶ所あり、特定規模電気事業者に売電をしていますが、今後、久慈市内に電気を供給できるようにすることで電気の地産地消ができるのではないかと考えています。」と、建設業を通した地域貢献への抱負を述べました。

 復興を進める現場に従事すると同時に、今後の地域防災へ期待が寄せられます。