PROFILE
大阪府出身。
大学卒業後、東京都の商社でパソコンの半導体等の輸入営業に携わる。
平成25年4月、地域づくりを進める復興支援員“釜援隊”に参加するため釜石市に移住。
現在は、新たにKAMAROQ株式会社の代表取締役社長として、地域企業連携の商品開発に携わる。
【地域企業が連携した地域貢献を】
「釜援隊」の一員として、復興支援、まちづくり等への支援活動を行う一方、KAMAROQ株式会社の代表を務める中村さん。
「KAMAROQ」は、市内の水産加工会社、和菓子店、酒造メーカー、醤油メーカー、漁業者等、釜石市の6者で立ち上げた会社で、異業種企業が連携し地域へ貢献することがコンセプト。
6次産業化をベースに、岩手県三陸地域の魚介類をメインに味付けした海鮮中華まんじゅう“釜石 海まん”を商品化し、販売しています。
中村さんは「“釜石 海まん”が釜石市のお土産のひとつとして、地域の方々にも愛着をもってもらえる商品になってほしい。」と話すと同時に、参加している企業の特色を活かした「地域企業の連携」のモデルケースを目指しています。
【前向きに活動する】
「“釜石の街を自分が何とかしていく”と前向きに活動する人が増えれば、人口が減っても街は続くと思う。子どもたちが釜石を出て行っても戻ってこれる選択肢を残すために、本気で活動する人がいっぱい居る街が素敵な街。釜石にはそういう人が多く居るし、次に繋げていくことも出来ると思うので、それが復興を目指す姿だと思います。」と、まちづくりへの想いを語る中村さん。
将来を見据えた「地域企業連携」への挑戦に、まちづくりへの期待が寄せられます。