未来のさんりくびと一覧

PROFILE
大槌町出身。
大学卒業後、盛岡市でカメラマンアシスタントとして勤務。
東日本大震災津波後、大槌町のICT(情報通信技術)関連事業プロジェクトに応募。平成25年5月大槌町に戻り、一般社団法人「KAI OTSUCHI」として本格的に事業を開始。ICT関連事業に積極的に取り組んでいる。

【ICTを活用して地域貢献を】

 震災当時、盛岡で勤務する中、内陸と沿岸の震災への温度差を感じながらも、何をしたら沿岸地域のために役に立てるのか見出せなかった平舘さん。大槌町がICT関連事業のプロジェクト研修生を募集していることを知り、写真やデザインなど今までやってきたことが生かせると思い、プロジェクトに応募しました。

 平成27年7月には、大槌町より依頼を受け、一般社団法人「KAI OTSUCHI」として、スマートフォン用アプリ「おおつちOh! TSUCHI!」を開発。このアプリは、大槌町の観光情報を発信すると同時に、緊急時の避難誘導にも役立つと注目されています。

【“ICT教育のまち”を目指して】

 アプリの開発と並行して、3DCAD(3次元設計ソフト)を使って大槌町の復興まちづくり計画の3D(立体視)化も行っている平舘さんは、「目に見える復興はこれからなのかと思います。三陸地域は東京からのアクセスも良くありませんが、ネットワークを活用した地域づくりは有効だと思っています。“ICTのまち”は多くありますが、“ICT教育のまち”は少なく、大槌町ともICTの人材育成委員会を立ち上げていますので、将来は大槌町を“ICT教育のまち”にしたいと思っています。」と意気込みを語ります。

 時代の流れに合わせた、特色あるまちづくりに期待が寄せられます。