未来のさんりくびと一覧

PROFILE
東京都練馬区出身。
IT関係の仕事に携わる中、東日本大震災津波を機に平成24年春から大船渡市でボランティア活動を行い、同年10月に大船渡市に移住。NPO団体に所属した後、復興関連の仕事に携わる。
平成27年1月より、株式会社シー・フロントが運営する屋形船「潮騒・しおさい」のクルーとして勤務。

【地元の人によるまちづくりへ】

 震災を機に、平成24年春、ボランティアとして大船渡市を訪れた桑野さんは、同年10月、NPO団体に所属し大船渡市に移住。現在は、屋形船「潮騒・しおさい」のクルーとして大船渡市の魅力を発信しています。

 大船渡市で暮らす中、復興について「復興の意識は人それぞれ違うと思います。元通りになることを復興と感じる人もいれば、新しい街になるのが復興という人もいます。今はまだまだ支援の力が必要だと思いますが、徐々に地元の人たちの力によるまちづくりが必要な頃だと感じています。」と語ります。

【大船渡市を自分の“ふるさと”として】

 「東京で生まれ育った自分には“ふるさと”という意識がなく、“ふるさとがある”ということをうらやましく思っていました。大船渡市に移り住み、都会にはない充実感があります。大船渡市は自然豊かで食べ物も豊富。人も良く、とても良い街だと思います。今勤務している屋形船は川ではなく海で運航しているところが魅力。地元の人にとっては震災にあった海は辛いものかと思いますが、海を使った観光や自然を使った観光を少しずつ増やしていくことで、人に来てもらうきっかけが作れると思います。大船渡市は自分が “根をはる”場所。」桑野さんの地域への想いは、大船渡市の復興の牽引役になると期待されます。