PROFILE
千葉県松戸市出身
幼少より、夏休みには母の実家である山田町で過ごす。
高校時代はラグビー部に所属し、大学卒業後、千葉県内の会社に就職。
震災を機に、平成23年10月に釜石市に移住。
現在は、宝来館のスタッフの他、ラグビーの誘致活動や、地元でワインを作るプロジェクトに携わっている。
【「ラグビーワールドカップ」開催に向けて】
千葉県で働いていた廣田さんは、東日本大震災津波を機に、親戚が居る釜石市に移住。現在は、宿泊施設・宝来館(釜石市)のスタッフとして働いています。
同時に、平成31年に釜石市で行われる「ラグビーワールドカップ」開催時に、海外の方とコミュニケーションがとれるようにと、小中学生へ英会話講座を開くなど、地域活動にも力を注いでいます。
「スタジアムの予定地はまだ土砂が置かれている状況ですが、開催に間に合うように、皆さんのご理解を頂きながらやっていけたらなと思っています。」と廣田さん。
【復興を祝う、釜石産のワインを】
『被災地にブドウの木を植えて、ラグビーワールドカップが開催される時に、釜石市で作ったワインで復興の記念に乾杯しよう』と立ち上げられた「ワインで乾杯プロジェクト」に携わっている廣田さん。
「復興も少しずつ進んでいると思います。この街を出て行く人もいますが、住み続けたいという人たちが、住み続けられる街になればいいと思います。」とこれからの釜石市への想いを話します。
ラグビーワールドカップの開催や、それに向けた地域の活動等が、復興と同時に「これからのまちづくり」への励みとなり、より一層の地域の活力になることに期待が寄せられます。