PROFILE
山田町出身。
東日本大震災津波発災当時は中学校2年生。
宮古商業高等学校卒業後、平成27年4月1日、三陸鉄道株式会社に入社。
現在は久慈市でひとり暮らしをしながら業務に励んでいる。
【三鉄にかける未来の夢】
高校時代の就職活動時期に、三陸鉄道の望月社長が講演会のために来校。その講演会の話に感銘を受け、三陸鉄道への入社を決意した沼崎さん。
入社後は、山田町から久慈市に住居を移し、列車の清掃の手順を覚えたり、鉄道の概念等を勉強する等、充実した日々を送っているそうです。
「列車の運転手免許は20歳にならないと受験できないので、それまでにしっかりと知識を身に付け、運転手免許を取得し、三陸鉄道の運転手になることを目標としています。」と沼崎さんは抱負を述べます。
【三鉄の利用で地域の復興を】
山田町に比べると、久慈市には建物も多く、復興も久慈市の方が進んでいるのではないかと印象を持つ沼崎さんは「三陸鉄道は、地域の方を始め、観光客の方にも多く利用頂いています。将来的には、地元の方の利用がもっと増えてくれれば沿岸の活性につながると思います。必ず運転手免許を取得して、三陸鉄道の運転手として地域の復興に貢献したいと思っています。」と、自分の夢と共にこれからの三陸へ期待を寄せました。