未来のさんりくびと一覧

PROFILE

高校卒業後、家業である三陸の海産物を扱う大槌町の卸問屋「六串商店」の販売店「駅前橋上市場サン・フィッシュ釜石」の店舗で働き始める。
東日本大震災津波で、自宅、加工場、倉庫が被災。震災後、父と共に軽トラックを使って移動販売を続けながら県内外のイベントに積極的に参加し、三陸の物産をPRしている。

【添加物を使わないお弁当で三陸をPR】

 三陸産のウニを主力商品として加工販売している六串商店は、東日本大震災津波で事業用車両も流された中、大槌町の商工会から軽トラックを借り、移動販売の形で仮設住宅を廻りはじめました。

 また、野菜を販売することができない農家や、商品を仕入れても売り場がない商店の話をきっかけに軽トラ市も行ってきました。

 2月には、東京の日本料理店の笠原将弘シェフ監修のもと「三賛六(さんさんろく)弁当」を発売。

 4月には東京の伊勢丹百貨店での販売や、全国で開催されるイベントでの販売も予定されています。

 地元・三陸産の海産物を使用し、添加物を一切使わないこのお弁当が、三陸のPRにつながるものと期待されています。

【世代を超えて復興へ】

 「大槌は、盛土が始まったばかりなので、まだ何もないし、観光客が寄れる場所ができればと思います。」と語る六串さん。

 「父の世代にも頑張って欲しいけど、これからは私たち世代が頑張らなければと思います。私たちが頑張れば、また下の世代も頑張ってくれると思うし、そうして沿岸の復興が進んでほしいです。」と復興に向けた思いを語りました。