PROFILE

福岡県北九州市出身
大学卒業後、2年間オーストラリアで過ごす。
帰国後、東日本大震災津波が発災。自分に何か手伝えることはないかと考え、平成23年6月に宮古市を訪れ、平成23年9月より同市に移住し、ボランティアセンターの運営に携わる。
平成25年2月に「ユースみやっこベース」を設立、現在に至る。

【高校生が参加出来るまちづくりを】

 高校生を対象に、復興にむけた活動やボランティア活動に関わってもらうための場づくり、きっかけづくりをサポートしている早川さん。
「宮古で育つ」をコンセプトに「地元宮古を育てていく主体になってほしい」と、地元の高校生への想いを語ります。

 毎月1 回行っている高校生サミットでの話し合いやワークショップ、ディベートといった学生同士の交流を通して「高校生や若者が参加出来るまちづくりが重要」と考えています。

 現在、高校生主体のプロジェクトは「観光」「商店街」「交流」「雑貨などのハンドメイドの販売」の4 つ。約20 名の高校生が参加しています。

 「若者たちがこういう活動に携わることで、将来、宮古市や地域を支えていく人になっていくだろうと感じています。これからも宮古市のまちづくりのために、地元の高校生に関わってほしいですし、活動の輪を広げていきたい。それをサポートするのが大人の仕事だと思います。」と若者が参加するまちづくりを目指します。

【復興に向けて、持続的な活動を】

 「思い描く復興の形は人それぞれ異なり、答えがなくて終わりがないようなものだと思います。ひとりひとりが自分の思う復興に向けて、持続的な活動をしていくことが必要だと思います。」と宮古市の復興について語ってくれました。

 
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