PROFILE
千葉県富津市出身。広告代理店営業職からの転職のタイミングで、個人事業主として復興のコーディネートを行う「釜石リージョナルコーディネーター(通称:釜援隊)」を知り、昨年4月に釜石に移り住む。
現在、「釜援隊」の隊員として、釜石市観光交流課で情報発信やイベントなどをサポートしている。
【釜石の人の魅力】
鹿島さんは、釜石市からの委託を受け、釜石市観光交流課で、facebookやホームページでの情報発信、農業体験や漁業体験を通じて釜石の魅力を知ってもらうグリーンツーリズムなどをサポートしています。
「被災地だからまだ観光はできないのではないかと思われているようですが、実際に来てみると楽しめる場所も多い。市外の方々には、まずは釜石に来てもらい、釜石の「人」に逢ってほしい。自分から発信するのは苦手なものの、熱い気持ちを持った人が多い。釜石の魅力のひとつは、人の魅力であると思う」と語ります。
【大切な人へ向けた「釜石からの手紙」】
鹿島さんはまた、「釜石からの手紙」にも携わっています。これは、オリジナル絵はがきを購入して専用ポストに投函すると、2014年3月11日付の消印で大切な人のもとに届くという企画。最近の釜石の様子や変化、感謝の気持ちなどを伝えるきっかけになればと企画されました。鹿島さんの「人」を大切にする想いが感じられます。
「顔の見える観光をつくりたい」という鹿島さん。観光を通じて、釜石を盛り上げてくれることが期待されます。