未来のさんりくびと一覧

PROFILE
 釜石市出身。高校まで釜石市で過ごす。
 大学卒業後、百貨店に勤務。2007年に釜石に戻り、家業を継ぐべく、ヤマキイチ商店に入社。
 インターネットを通じ、主力商品である「泳ぐホタテ」を中心に、地元の海産物を全国の食卓にお届けする通信販売業を営む。
 現在も海産物の目利きのプロとして活躍している。

【お客様に喜んでもらい、笑顔になっていただく】

 東日本大震災津波によって大きな被害を受けた、三陸の海産物。復興とともに、三陸の海の幸の魅力を伝えようと、ヤマキイチ商店(釜石市)の君ヶ洞剛一さんは日々の業務に追われています。

 「三陸の海産物を販売している立場から申し上げると、お客様に三陸の美味しいものを食べてもらって、喜んで笑顔になっていただくのが自分にとっての復興だと思う。自分たちの都合で復興するのではなく、少しでも世の中のお役に立ちたいという想いからやらせてもらっている」と販売業を営む姿勢を語ります。

【安定した浜の様子を報告したい】

 前浜(まえばま:釜石市平田町)では、昨年の夏にはウニ漁が再開し、同年11月からは、本格的なアワビ漁が再開しています。

 「昨年のアワビ漁は、震災の前の年の水揚げ量を超えた反面、漁師さんの減少、施設の整備など、時間がかかっているところもある。三陸の海産物は安売りするものが一つたりともないと思っている。復興支援というくくりもありがたいが、本当にいいもの、ちょっとしたぜいたくを味わう時に是非、三陸のものを食べていただきたい。お客様のために一日も早く、安定した浜の様子を報告できれば、それが一番だと思っている」と復興への想いを語りました。