未来のさんりくびと一覧

PROFILE
 大船渡市出身。大学進学を機に県外へ。2006年、家業である民宿を継ごうと大船渡に戻り、民宿を手伝いながら海産物問屋で広報の仕事に従事。
 仕事のかたわら、震災後に遊び場をなくした子どもたちへ、自由に遊べる場所を提供しようと、「東北人魂を持つJ選手の会」(略称:東北人魂/発起人:鹿島アントラーズ・小笠原満男氏ほか)の全面協力の下、2012年3月10日に岩手グラウンドプロジェクトを立ち上げ、同年7月に法人化。
 現在、株式会社ヒト・コミュニケーションズ等の支援及び寄付金により活動を続けている。

【子どもたちが遊べるグラウンドを作りたい】

 震災後、学校のグラウンドには応急仮設住宅などが建ち、子どもたちが遊べる場所がなくなりました。

 「子どもが遊べる場所がないなんて、変じゃないですか」と今野さんは切り出します。仮設のわきで運動をすると「うるさい」「他の場所でやれ」という言葉を多く耳にしたそうです。

 復興の邪魔になりたくないと思いながらも、今野さんは「どこか運動できる場所はないですか」といろいろなところに声を掛け、2013年3月、赤崎小学校跡地にグラウンドを完成させました。

【子どもたちの笑顔が大人の笑顔に】

 「子どもにとって1年、2年はものすごく大きい。震災から3年が経ち、発災時中学校に入学した子どもたちは卒業してしまう。その間、自分の学校のグラウンドで運動会ができないというのは、自分には考えられない」と今野さんは子どもたちを思いやります。

 「グラウンドで遊ぶ子どもたちの笑顔を見れば、必然的に大人も笑顔になると思う。まちづくりには子どもたちの笑顔が欠かせません」と活気あるまちづくりへの想いを語りました。