■PROFILE
盛岡市出身。岩手県立大学社会福祉学部卒業。大学1年のときに「岩手県立大学 学生ボランティアセンター」に参加。以降、岩手宮城内陸地震、東日本大震災津波等、被災地域のボランティアに係わる。 2012年2月、NPO法人「いわてGINGA-NET」を設立。代表を務め、現在2年目。

【地域の方々と出会うことで、普段から顔の見える繋がりを】

 「住民とふれ合い、顔の見える繋がりを作っていきたい」との思いでボランティアに携わってきた八重樫さんは、東日本大震災津波直後から約1ヶ月間、釜石市の災害ボランティアセンターで、ボランティアの受付と炊き出しの窓口を担当。

 2011年の夏には、被災地・被災者のニーズと学生の想いを結びつけるために結成された「いわてGINGA-NETプロジェクト」のメンバーとして活動する中、今後もプロジェクトを継続していく必要があると感じ、2012年2月にNPO法人「いわてGINGA-NET」を設立。

現在は応急仮設住宅を中心としたコミュニティ支援を展開しています。

【若い人たちのパワーと地域を繋ぐ】

 「被災地の皆さんが自立し前進していくためには、“人が通う”ということで生まれる力が必要だと思います。

 ボランティアとして“助けに行くんだ”と力むことなく、かかわれる範囲で被災地に足を運んでくれればと思います。

 これから先、若い人たちが地域を支える力になっていく必要があるし、若い人たちのマンパワーを活かせる地域の環境づくりも重要ですね」と、八重樫さんは復興への思いを語りました。

 
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