未来のさんりくびと一覧

■PROFILE
盛岡市出身。小学校4年生から高校卒業までを山形村(現在の久慈市山形町)で過ごす。 岩手県立大学看護学部へ進学した後、看護師と保健師の免許を取得。
山田町初の男性保健師として従事し、現在4年目。 保健師として1年目になる頃、山田町で被災。

 保健師として働く尾無さんは「被災地では、50代、60代の方がいろいろなことを決定し、30代、40代の方が実働的な部分を受け持つケースも多く、10代、20代の学生や若者は、もっとこういうふうにしたいと思いながらも、復興に係わっている実感を持ちにくいということもあるようです」と被災地の印象を語ります。

 「今の10代、20代がこれから先、町の中心になり、協同していく必要がある」と感じ、学生たちと一緒になにかをやりたいとの思いから「カッキー's」を結成。

 「カッキー's」は、大学生を中心に、仮設住宅でのサロン活動等、被災者の心と健康に関するサポートを行っています。

【若者だからこそできる支援】

 学生が行うサロンは、明るくポジティブで、毎回多くの住民が参加し、「若者」だからこそ生み出せるコミュニティが形成されています。

 「自分ががんばれるのも学生のおかげです。学生の一生懸命な姿が力をくれています。岩手県の若者たちが状況を改善すると言う訳ではなく、一緒に感じていくことが必要だと感じています」と尾無さん。

 若者の夢と一生懸命さ。今後も、世代を超えた復興への歩みに期待が膨らみます。