未来のさんりくびと一覧

【プロフィール】
 九州で生まれ、島根県と鳥取県で過ごした後、東京で暮らす。
 ボランティアを機に大船渡市に移住し、現在、株式会社 キャッセン大船渡で、施設管理、イベント企画、販売促進等の業務を担当する。

 東日本大震災津波発災直後、留学のために渡航していた中村さんは、2011年夏に一時帰国しました。「海外では原発事故のニュースが大きく取り上げられており、帰国した際に東北を実際に訪れて被害の大きさを知りました。自分に少しでも何かできればと思い、その後ボランティアとして岩手に来ました」と当時を振り返ります。

 沿岸被災地を回る中、大船渡の人たちと出会い、共に過ごす中でこの地域の魅力に惹かれた中村さんは、大船渡に留まることを決意します。

【新しく懐かしい賑わいを】
 「大船渡に住み続けたいと思っていたところに、商業施設“キャッセン大船渡”のオープンに合わせ声をかけていただきました。“キャッセン大船渡”は津波の跡地に建設された新しい施設と思われがちですが、店舗の約6割は、元々この地域でお店を開いていた方たちです。以前の商店街がそうだったように、ここが地域の人たちの生活の一部になっていけばと思います」と中村さんはこの地域の賑わいの創出に力を注いでいます。

【地域の方たちとの連携を大切に】
 「大船渡は、ハード面での復興は比較的早く進みましたが、人々の暮らしや地域が、震災後に思い描いた復興の姿になるためには、まだまだこれからです。お世話になった地域の方たちとも力を合わせて、また訪れたくなる、いつでも来たくなる、そしてずっと住みたくなる、そんなまちづくりを一緒にしていきたいと思います」と中村さんはまちづくりに想いを寄せます。