未来のさんりくびと一覧

【災害伝承文化を分かりやすく】
 横浜出身の平本さんは、東日本大震災津波発災当時東京にいましたが、被害の大きさを知り、自分も何かをしなければいけないという思いから宮城県女川町に入り、インドのレスキュー隊のボランティア同行通訳として活動しました。

 平成25年に横浜で開催されたイベントに参加した際、当時の陸前高田災害FMの方々の「私たちと同じ悲しい思いはして欲しくない」との訴えに心を打たれ、陸前高田市を訪れるようになり、平成31年4月、東日本大震災津波伝承館(いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル)の解説員として陸前高田市に赴任しました。

 「東日本大震災津波をはじめ、日本列島は自然災害が多く、それを克服してきた歴史があります。津波の恐ろしさ、どう命を守るか、“命を守り、海と大地と共に生きる~二度と東日本大震災津波の悲しみをくり返さないために~”をテーマに、災害伝承文化を世界中の方に見ていただき、より分かりやすく紹介したいと思います」と、解説員としての意気込みを語ります。

【世界に向けた情報発信を】
 日本語、英語、中国語、展示によっては韓国語にも対応する伝承館で、英語対応の解説員として業務に携わる平本さんは「女川町での活動がきっかけで11月にインドで開かれる「災害」をテーマとした国際フォーラムに参加します。そこで「いわてTSUNAMIメモリアル」のことや、“つなみてんでんこ” のような日本の津波伝承文化、被災地全体の復興状況を伝えたいと思います」と世界に向けた情報発信にも力を注ぎます。

【プロフィール】
神奈川県横浜市出身。
現在、東日本大震災津波伝承館の英語対応解説員として、津波伝承文化などの情報発信に携わる。