未来のさんりくびと一覧

【PROFILE】
洋野町出身。
大学卒業後、自動車メーカー、生命保険会社で勤務した後、2009年、洋野町にUターン。
2010年、洋野町のウニを中心に、クオリティの高い地元の食材を国内外に届けようと株式会社ひろの屋を設立。
2018年10月、地域全体の食材のブランド化を目的に、地域の商社と位置付けた「(株)北三陸ファクトリー」を設立。地域住民と新しい水産業を目指す。

【地域特有の魅力を発信】
 Uターンした下苧坪さんは、地域のために自分でも何かできないかと、水産品の加工、製造、卸を中心とした「ひろの屋」を設立しました。

 「生まれ育った洋野町種市地区には“北紫ウニ”という素晴らしい食材があり、地域の多くの人が水産業に関わってきた歴史もあります。その魅力を感じ、ひろの屋では“北紫ウニ”を中心とした商品開発を行っています。この地域では、ただウニを獲るのではなく、“うに牧場”と呼ばれる餌の豊富な場所で1年〜2年、しっかり生育を管理して仕上げるので、他の地域にはない美味しさがあります。三陸産という形でなく、洋野町産を銘打ってお客様に我々の地域のストーリーをお伝えし、生産者と消費者をつなぐよう努めています」と下苧坪さんは、地域特有の魅力を発信しています。

【地域ブランドの確立に向けて】
 「生ウニは短期間しか流通できませんが、地域の安定した雇用も考え、通年に近いかたちで出荷出来るあらたな養殖ウニの開発にも携わっています。今はインターネットなどを通して、一瞬にして世界につながる時代。洋野町には、ウニのほかにも世界に通用する食材がありますので、地域の方々とコミュニケーションをとりながら、地域の活性化に貢献したいと思います」と下苧坪さんは、商品のブランド化だけでなく“地域ブランド”の確立を目指しています。