未来のさんりくびと一覧

【PROFILE】
大槌町出身。
地元の高校卒業後、神奈川県横浜市で就職し6年ほど過ごす。

長男ということから、いつかは大槌町に戻ろうと思っていた。震災後の平成25年に大槌町に戻る。
再建した家業の釣具店と釣り船を引き継ぐと同時に、海を通して大槌町の魅力を発信している。

【復興後を見据えて生業を考える】
 日々、釣り客を乗せて海に出る大羽さん。釣り船を活用し、ガイドをしながら1時間ほどかけて大槌湾を巡る“大槌湾クルージング”も行っています。

 「海からは、陸とは違った大槌の風景が見られます。自分が小さい頃は砂浜で海遊びもできましたが、今はその砂浜もなくなってしまい、そんな自分の思い出と重ね合わせながらガイドを行っています。復興については、人それぞれ意見があると思いますが、客観的に見れば進んでいると思います」と、復興が進む大槌町を海から見つめる大羽さん。

 「震災後、釣り客は減りました。今は、他県から来ているボランティアの人や、工事関係の人も釣りに来てくれますが、復興が進むにつれ、そういった人たちが減少した後の生業も考えなければならないと思います」と、大羽さんは、地域の将来を見据えた人生設計を考えます。

【高まる沿岸交通手段の利便性】
 「若い人が残れるような町であればと思っていますが、若い人の流出を防ぐのは難しい点もあると思います。まずは、他県、町内外から来た人たちに楽しんでもらえる大槌町になればいいと思います。大槌町には、海・川・山があり、人柄も魅力です。町外からの人たちも受け入れ、交流の場所になるために、大槌町の魅力をどう発信するかが課題だと思います」と、海の魅力発信に大羽さんは力を注ぎます。