未来のさんりくびと一覧

【PROFILE】
岩泉町生まれ。
岩泉町立小本小学校、小本中学校を卒業し、宮古高校へ進学。
高校卒業後は岩泉町役場に勤務し、現在、岩泉町選挙管理委員会事務局に所属する傍ら、岩泉町の郷土芸能である「中野七頭舞」保存会の副会長として、郷土芸能の継承、指導にあたる。

【郷土芸能で繋がる交流】
 「中野七頭舞」は、沿岸の黒森神楽の舞いを取り入れ、五穀豊穣、家内安全、大漁を祈願した郷土芸能。「先打ち」「谷地払い」「薙刀」「太刀」「杵」「小鳥」「ササラスリ」の七つの道具を使用し、演舞の基本は、2人1組、7組の計14人で舞うのが特徴。

 その継承と指導を行う石黒さんは、「郷土芸能を通して色々な地域と交流があります。自分たちが中野七頭舞を演じ知ってもらえれば、自然と岩泉との繋がりが生まれると思います。」と、自然体での郷土芸能への取り組みを語ります。

【魅力ある岩泉町の交流人口増に期待】
 昨年8月の台風第10号で甚大な被害を受けた岩泉町。「東日本大震災津波発災の時は、沿岸地域がなくなったという絶望感がありましたが、昨年の台風被災時は、沿岸部も内陸部も含み、まち全体がなくなったのではないかという絶望感と不安感に襲われました。台風被害からの復興も進み、大勢のボランティアが必要だった時期は過ぎたと思いますが、まだ人手は足りず、手伝って欲しい状況は続いています。」と台風被害からの復興状況を話す石黒さん。

 岩泉町の魅力について、石黒さんは、「岩泉町には龍泉洞があり、海には豊富な海産物、山にはマツタケがあります。岩泉町は内陸から遠い位置にありますが、自然や美味しいものが好きな方、比較的時間に余裕がある方には魅力を感じてもらえるまちだと思います。」と、これからの交流人口の増加に期待を寄せます。