未来のさんりくびと一覧

【PROFILE】
埼玉県出身。

東京大学大学院で生物学の学位を取得した後、博士研究員としてフランス、オランダで5年間過ごす。

帰国後、平成24年から東北大学大学院で研究員として勤務。

平成28年4月、大槌町にある「東京大学大気海洋研究所・国際沿岸海洋研究センター」の特任研究員として着任、大槌湾の「サケ」の生態に関する研究を行っている。

【科学的な研究を通して産業の復興を】
 海流や海の成分、栄養分、生き物など、沿岸の海に係ること全般を研究する「東京大学大気海洋研究所・国際沿岸海洋研究センター」(大槌町)に勤務する峰岸さんは、 生物学の面から“サケ”の研究をしています。

 「研究センターの目的は、“基本的な情報を集めること”、科学としての“知見を収集すること”です。大槌町の大きい産業のひとつとして“サケ”がありますが、生き物としても興味深い反面、“サケ”の生態は分かってないことが多くあ

ります。 私たちが“サケ”の分布や取り巻く環境などの基礎的な生態系を研究することにより、産業としての“サケ”の復興にもつながると思いますし、ゆくゆくは資源の管理や環境の保全にもつなげていきたいです。」と、峰岸さんは研究のやりがいを話します。

【地域に根付いた形で研究を】
 「東日本大震災津波で建物も被災しましたが、去年からセンターの一般公開も再開し、今年の7月には、大槌湾で採れた生き物の展示や海藻を使った押し葉体験など来場者に海に親しんでもらうイベントを行いました。私たちも大槌に根付いた研究をしていますので、これからも街の人との連携や、コミュニケーションを深めていきたいと思います。」と峰岸さん。
今後も地域に根付いた形での研究に期待が寄せられます。