第81号(平成27年3月15日)の写真

 東日本大震災津波から4年を迎えた平成27年3月11日(水)、ご遺族や関係者らおよそ550人が参列し、岩手県と野田村の合同追悼式が野田村体育館(同村大字野田)で開催されました。

 追悼式では、犠牲になった村民28人の名前が読み上げられた後、政府主催の式典が生中継され、地震が発生した午後2時46分には出席者全員で黙とうを捧げました。

 達増知事は、式辞で「犠牲になられた方々のふるさとへの思いを引継ぎ、県民が力を合わせて復興に邁(まい)進してまいります。」と復興に向けた誓いを述べました。

 また、ご遺族を代表して、野田村の広内実(ひろないみのる)さんは、4年の歳月を振り返り、「犠牲になった人たちのことを忘れないでほしいとは言いません。ただ時々でいいので共に生きたことを思い出していただきたい。東日本大震災は、決して過去のものではないのです。今後、必ず発生する災害として考え、犠牲者を出さないための防災に取り組んでいただきたい。」と思いを語りました。

 閉式後に行われた献花では、小泉進次郎復興大臣政務官らご来賓、ご遺族、多くの参列者らが、一人ひとり白い菊の花を献花台に手向け、静かに手を合わせ、震災の犠牲者に祈りを捧げました。

 この他に、津波被害を受けた沿岸市町村をはじめ県内各地でも追悼式が行われ、それぞれに復興への想いを誓うと同時に、決して忘れてはならない“3.11”を心に刻みました。

 東日本大震災津波により、岩手県では、5,122 人(直接死4,672人 ・関連死450 人)の尊い命が奪われ、今もなお、1,129 人の方々が行方不明になっています。
(平成27 年2 月28 日現在)

 

「JR山田線」宮古ー釜石間の復旧工事が始まりました

 東日本大震災津波の被害により、およそ4年間にわたり運休が続いているJR山田線の宮古駅から釜石駅間(55.4キロ)の復旧工事が平成27年3月7日(土)から始まりました。

 同日、JR宮古駅付近の特設会場で行われた着工式には、JR東日本の冨田哲郎社長、達増知事、沿線の市町長ら関係者約90人が出席。

 JR東日本の冨田社長は「この路線が地域の足として活躍できるように協力していきます。」と述べました。

 復旧工事にあたっては、復興まちづくりの状況を踏まえ、沿線の自治体と協議しながら進めていくこととしています。

 

“ラグビーワールドカップ2019”釜石市が開催地に

 平成31年に日本で開催されるラグビーワールドカップの試合会場の1つに、釜石市が決定しました。

 これは、平成27年3月2日(月)、ラグビーワールドカップリミテッドの理事会から発表されたもので、開催都市には、釜石市をはじめ花園ラグビー場を有する大阪府東大阪市等、12の都市が選ばれました。

 釜石市は、東日本大震災津波で壊滅的な被害を受けた鵜住居地区に、およそ1万6000人を収容できる「釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)」を新たに建設する計画。

 開催経費等、約29億円の費用を見込み、釜石市を中心とした被災地復興の起爆剤として期待されています。

 

【お知らせ】次回の更新は、平成27年4月15日号となります。