第80号(平成27年2月15日)の写真

 平成27年1月15日(木)、16日(金)に、平成26年度「いわて三陸復興フォーラム」が、アイーナホール(盛岡市)他で開催されました。

 このフォーラムは、岩手が本格復興に取り組んでいく姿を発信し、岩手にゆかりがある方々が集まる場を設け、復興に向けた人的ネットワークの強化を図ることを目的に開催されたものです。

 15日の全体会では、冒頭、達増知事は、「県では、今年度からの3年間を本格復興期間と位置付けています。本格復興の実現に向けては、若者や女性をはじめとした、地域住民のみなさん一人ひとりが主役となる“参画”、多様な復興主体の連携としての“つながり”、地域社会の“持続性”を重視した取組が重要です。」と語りました。

 その後、「繋がりが紡ぎ出す心の復興へ 被災地のリレー」と題し、大阪大学大学院人間科学研究科教授 渥美公秀さんによる講演が行われ、過去の災害で支援を受けた方が、今度は支援する側で活動を行うリレーが復興に貢献するとのお話を頂きました。

 また、様々な形で復興に携わっている方々によるパネルディスカッションでは「繋げよう!続けよう!一人ひとりの復興アクション」と題し、復興への取組を多くの人や、次の世代へ繋げていくことについて意見が交わされました。

 翌16日の報告会では、全国自治体からの応援職員等の活動発表や、意見交換などが行われました。

 

4年ぶりに「鵜鳥神楽」の北回り巡業が再開しました

 平成27年1月12日(月)から、海上の安全や大漁を願う「鵜鳥神楽(うのとりかぐら)」の巡業が普代村で始まりました。

 鵜鳥神楽は、同村の卯子酉(うねとり)山にある鵜鳥神社の権現様を奉じて演じられる民族芸能です。巡業は、普代村を起点に沿岸部の久慈市方面を回る「北回り」と釜石市方面を回る「南回り」のコースがあり、毎年1月から3月にかけて、1年おきに黒森神楽(宮古市)と交代で、神楽衆を迎え入れる「神楽宿」と言われる民家や施設で演目を披露していました。

 しかし、東日本大震災津波の影響で沿岸部では多くの神楽宿が被災。鵜鳥神楽は、中断を余儀なくされていましたが、宿の復興が進んだことから、平成26年の「南回り」の巡業に続き、4年ぶりに「北回り」の巡業が再開されました。

 また1月16日(金)には、鵜鳥神楽が国の重要無形民俗文化財指定の内定を受けました。

 三陸沿岸に住む人々の心のよりどころとなる「鵜鳥神楽」は、一足早い春を運んでくれました。

 

「浦の浜海水浴場」砂浜再生へ

 復興庁は、東日本大震災津波で壊滅的な被害を受けた山田町船越の「浦の浜海水浴場」を再生する復旧事業に、復興交付金約3億円を配分することを認定しました。

 砂浜の再生に復興交付金を充てるのは、被災3県で初めてで、約250メートルにわたる砂浜を再生し、トイレやシャワー等の施設も復旧させます。

 平成27年度には、復旧工事が始まり、平成28年の夏には、海水浴場が復活する予定です。

 昨年、震災後4年ぶりにオープンした「荒神海水浴場」に続き、「浦の浜海水浴場」の砂浜の再生は、町の観光振興にも弾みがつくと期待されています。

 

知事と応援職員の懇談会が行われました!

 平成27年2月6日(金)と9日(月)に、復興支援のため、岩手県庁に派遣されている全国自治体からの応援職員と達増知事との懇談会が行われました。

 懇談会には、応援職員を代表して、北は北海道から南は宮崎県までの職員12名が参加し、岩手県での生活で感じたことなどについて、意見交換しました。

 応援職員からは、岩手県人の温かさ、想像以上の冬の厳しさに驚いたとの全国から集った職員ならではの率直な感想、そして観光で岩手を訪れたときに広大な面積を有する岩手県内の観光名所を巡りやすくするための交通網の整備が必要との意見などがありました。

 

 

 

 

 

 

【お知らせ】次回の更新は、平成27年3月15日号となります