第79号(平成27年1月15日)の写真

 久慈と宮古を結ぶ北リアス線で、冬季限定の「こたつ列車」が昨年12月より平成27年3月29日(日)まで運行されています。

 「こたつ列車」は、東日本大震災津波の影響で2011年は実施されませんでしたが、2012年12月より久慈~田野畑間で復活し、今シーズンは、昨年4月に全線運行再開後、初めて久慈~宮古間の運行が再開しました。

 車内では、「北限の海女」に扮したアテンダントによるガイドや、沿岸北部に伝わる伝統行事の「なもみ」が登場し、三陸の美しいリアス式海岸を眺めながら、約1時間40分の旅を満喫できます。

<お問合せ>
三陸鉄道株式会社旅客サービス部
TEL:0193-62-8900

 

いわて三陸復興フォーラムin神戸が開催されました

 平成27年1月8日(木)、「いわて三陸復興フォーラムin神戸」(主催:岩手県)が、神戸国際会議場メインホールで開催され、約350名の方々が参加しました。

 今回のイベントのテーマは「新たなふるさとづくりに向けて」。冒頭の岩手県知事挨拶では、達増拓也知事が、兵庫県、神戸市をはじめとする国内外からの復興支援に対する謝意とともに、支援に応え、岩手・三陸の復興を更に進めていくことを伝えました。

 続いて、達増知事、兵庫県・井戸敏三知事、神戸学院大学・清原桂子教授の3名による「阪神・淡路大震災、東日本大震災津波の教訓を後世へ」をテーマにした鼎談が行われ、それぞれの震災に対する取組から、今後の復興への取組や、2つの震災の教訓をどう後世に伝えていくのか話し合われました。

 その後、「ありがとう神戸!共に歩む協働の未来へ!」をテーマとし、岩手県内で観光や漁業に営む方々や、阪神・淡路大震災をきっかけに、東日本大震災の支援に携わっている方々によるパネルディスカッションが行われ、それぞれの経験や活動をもとに、岩手と神戸が互いにどのように復興に対して取り組むことができるのかを語り合いました。

 これらの話し合いを参加者の方々は熱心に聞き入っていました。

 また、会場ロビーには、絵本作家の永田萌さんをはじめ、兵庫県内の方々の東北被災地へのメッセージが込められた「思いをつなぐ 命をつなぐ木」の展示、岩手の特産品を販売した復興バザール等も行われ、岩手県と兵庫県のつながりを深めることができたイベントとなりました。

 

JR山田線不通区間 三陸鉄道移管受け入れへ

 東日本大震災津波で被災し、現在も不通となっているJR山田線宮古~釜石間(55.4キロ)について、平成26年12月26日(金)、達増知事と宮古市の山本正徳市長、三陸鉄道の望月正彦社長らは、JR東日本の冨田哲郎社長や幹部らと会談し、三陸鉄道への運行の移管を正式に受け入れることを伝えました。

 譲渡にあたり、JR東日本は、復旧費140億円を負担する他、移管に伴い想定される赤字や運賃差額の補てん等を含めた協力金として30億円を負担することや、車両の無償譲渡、レール設備の強化等について支援することを提案していました。

 これにより沿岸部の鉄道網は、三陸鉄道の北リアス線と南リアス線を含め、久慈駅から大船渡市の盛駅まで1本の線路で結ばれることになり、利便性が向上するとともに、三陸沿岸の復興と観光の振興につながると期待されています。

 

沿岸地域をカレンダーで紹介 観光PRを復興支援に

 2015年を迎え、沿岸各地の観光PRと支援を目的としたカレンダーが製作されました。

 宮古観光文化交流会は、ポスターサイズの「宮古おもてなしカレンダー」2000部を製作。これは宮古の魅力をPRし、おもてなしの心を伝えようと毎年製作されているもので、今年は宮古市の景勝地・浄土ケ浜の写真が選ばれ、JR宮古駅前の総合観光案内所などで無料配布されました。

 一方、JR東日本盛岡支社は、SL銀河のカレンダーを発売。SL銀河は、JR東日本が東日本大震災の復興支援として42年ぶりに釜石線で復活させたもので、カレンダーではSLの走る沿線の四季折々の風景の写真などで構成されています。カレンダーは盛岡駅や釜石線の花巻、遠野、釜石の各駅、東北新幹線の新花巻駅で販売しています。

 また、環境省は日本の国立公園の魅力を国内外にPRするためのカレンダーを製作。日本の美しい風景を紹介する中で、3月には大船渡市の碁石海岸を代表する穴通磯を掲載。環境省のサイトからダウンロードができます。

ダウンロードサイト>http://www.env.go.jp/park/doc/calendar/