第78号(平成27年1月1日)の写真

 平成26年12月19日(金)から22日(月)の4日間、花博会場Expo Dome(台湾・台北市)にて「日本東北六県感謝祭」が開催されました。

 これは東日本大震災津波の被災地への台湾からの支援に対して感謝を伝えると同時に、東北を中心とした訪日旅行の魅力を発信し、今後も観光、物産面での交流促進を目的としたものです。

 岩手県からはPRブースが出店され、四季を通した岩手県の魅力を発信しました。

 また、会場に設けられたメインステージでは、さんさ踊りの披露や大槌町出身の歌手・臼澤みさきさんによる歌の披露の他、来場者も参加するわんこそばの体験が行われました。

 臼澤みさきさんはステージで「台湾の方々からは多くの支援を頂き、沿岸地域も少しずつ元気を取り戻してきています。台湾の方々に心から感謝致します。岩手にも是非おいで頂き、復興に向けて歩む岩手県の姿を見て下さい。」と感謝の気持ちを伝えました。

 今回のイベントは情報を発信するだけでなく、今まで以上に台湾との交流が深まる4日間となりました。

 

平成26年【第4回】「いわて復興ウォッチャー調査」の結果を公表しました

 岩手県では、東日本大震災津波からの復興状況を定期的に把握するため、「いわて復興ウォッチャー調査」を実施しています。

 これは被災地域に居住又は就労している方々を対象に、3ヶ月に1回実施するものです。

 今回は、平成26年4回目(平成26年11月実施)の調査結果から、主なデータを紹介します。

【被災者の生活の回復に対する実感】
「回復」又は「やや回復」:52.3%(前回調査:55.3%)

・前回調査と比べ、3.0ポイント下回った。
高台移転地の造成などが進んだという声がある一方、応急仮設住宅での生活の長期化による精神的な疲弊や住宅再建にむけた資金繰りを不安視する声も見られた。

【地域経済の回復に対する実感】
「回復」又は「やや回復」:52.0%(前回調査:51.9%)

・前回調査とほぼ同水準。
・大型店や公共施設の周辺の活気や住宅建設を評価する声がある一方、人手不足を懸念する声や復興需要が終わった後を心配する声も見られた。

【災害に強い安全なまちづくりに対する実感】
「達成」又は「やや達成」:28.8%(前回調査:25.4%)

・前回調査と比べ、3.4ポイント上回った。
・防潮堤工事の進捗を前向きに評価する声がある一方、防災意識の希薄化などを懸念する声も見られた。

 

高校生らが「明るいお正月を」と門松をプレゼント

 県立花巻農業高等学校の生徒が、被災地の人たちを元気づけたいとの思いから、授業の一環で作った門松を宮古市と大槌町に贈りました。

 門松は、同校環境科学科緑化系2年の生徒たちが製作したもので、平成26年12月15日(月)には、6人の生徒と教員が宮古市役所を訪れ、玄関前で手際よく飾りつけを行いました。

 同校の生徒代表は「宮古市の人たちに明るいお正月を迎えてもらえるように心を込めて作りました。この門松を皆さんに見てもらい少しでも元気になってもらえればと思います。」と挨拶。山本正徳宮古市長は「華やかな雰囲気となり元気が出てきました。来年は一層復興を進めていきます。」と応えていました。

 

陸前高田の夢を詰め込んだ駅弁「たかたのゆめ」販売開始

 平成26年12月11日(木)、陸前高田の夢と願いを込めた新品種米「たかたのゆめ」を使用した駅弁「たかたのゆめ」の販売が開始されました。

 この駅弁は、陸前高田市の依頼を受け、株式会社斎藤松月堂(一関市)が製造。
 陸前高田市産のお米「たかたのゆめ」をベースに、カキの照り焼き、イクラのしょうゆ漬け、銀ザケの塩焼き、ホタテの含め煮等、三陸の海の幸を楽しめる幕の内弁当で、盛岡駅、一ノ関駅、東京駅で販売されています。1,200円(税込)。

 駅弁「たかたのゆめ」の発売は、復興に取組む地元の農水産業の活性化とともに、陸前高田のPR商品として期待されています。