第76号(平成26年12月1日)の写真

 11月17日(月)、今年度2回目となる復興の現場見学会(主催:岩手県)が、開催されました。

 この見学会は、宮古・山田地区の震災復興の状況を住民に理解してもらうことを目的として行われたもので、当日は、住民17名が参加。山田町では、織笠川採卵施設と浦の浜地区農地海岸保全施設復旧・県有防潮林を見学。宮古市では、閉伊川水門、佐原地区災害公営住宅、市道北部環状線等、5ヶ所の復興の現場を見学しました。

 時折小雨が降る中、見学会に参加した住民たちは、メモをとりながら、それぞれの担当者の説明を熱心に聞いていました。

 

フランス パリで「岩手県復興報告会」開催

 欧州に東日本大震災の支援への感謝と復興の取組を伝える「『つながり』に感謝 東日本大震災津波岩手県復興報告会」が、11月7日(金)(日本時間8日)、フランスのパリ日本文化会館で開催されました。

 来場者は、欧州各国の外交官、日仏の政府系機関や日仏交流組織など約250名。達増知事はスピーチで「岩手県民は必ず復興を果たし、国際社会の連帯に応える」と話し、国内外からの復興支援に対する謝意を伝えました。

 また、震災後、岩手県で巡回展や高校生へのワークショップを開いたルーブル美術館のアンヌ=ロール・ベアトリクス局長ならびに、陸前高田市の合同追悼式典で、被災マツで作ったバイオリンを演奏したイブリー・ギトリス氏から激励のメッセージが送られました。

 その後、岩手県立岩泉高校の生徒が伝統芸能「中野七頭舞」を勇壮活発に演舞するとともに、一関餅つき隊が迫力ある餅つきを披露。レセプション会場では、餅や岩手県の地酒が振舞われ、復興や国際リニアコライダー(ILC)の取組を紹介するパネルも展示されました。

 この報告会を通して、岩手県と欧州は、震災を経て生まれた「つながり」を強めたことを互いに実感し、今後の交流の継続と発展を誓うことができました。

 

「いわて若者文化祭」で若者文化を発信!

 11月15日(土)、16日(日)の2日間、若者が日頃培った様々なジャンルの文化・芸術を発表し交流する場として、今回が初めての開催となる「いわて若者文化祭」が盛岡市内の3会場で行われ、3,000人を超える観客が詰めかけました。

 一般公募等により、ステージ発表、映像等の上映、ブース展示など計96団体が出演・出展し、熱のこもった発表を行いました。また、本県出身・在住の各芸能・文化界を牽引する方々も大いに会場を盛り上げてくれました。

 今回の「いわて若者文化祭」は、若者や文化芸術の力の更なる高まり、岩手の生活や魅力の向上、そして復興の成功と「希望郷いわて」の実現といった、岩手の新しい可能性を秘めており、来年度の開催を望む声も聞かれています。

 

アジアからも復興支援!

 11月12日(水)から18日(火)まで、イオン香港コーンヒル店において、「東北観光物産展」が開催されました。このイベントは、盛岡市に本社を置くイオンスーパーセンター㈱とイオン香港が協力して、香港の方々に東北の観光情報や特産品を紹介し、東北をより身近に感じていただきたいとの想いが一つになって実現したものです。

 映像やパンフレットによる東北6県の観光情報の紹介と、東北各県のお米や果物等の販売が行われ、東北の魅力が存分にアピールされました。

 また、会場には、岩手県ブースが特に多く設けられ、今年4月に全線復旧した三陸鉄道の映像・写真の展示や関連グッズの販売、南部鉄瓶による中国茶試飲会、南部杜氏の銘酒の試飲販売などが行われ、盛況をみせました。

 今回のフェアには、東北と香港の人々の相互理解および東北復興に対するイオン香港の願いが込められており、これを契機として、今後より多くの香港市民が東北を訪れ、美しい自然、歴史や文化、温泉や美味しい食材に触れることが期待されます。