第71号(平成26年9月15日)の写真

 東日本大震災津波で被災し、平成26年4月6日に全線復旧した三陸鉄道の四半期の経常収支(4月~6月)が3,776万円の黒字となり、前年同期の3,581万円の赤字を大きく上回り、震災後初めて黒字となりました。

 三陸鉄道によると、5月の大型連休を中心に観光客や団体客が増加し、4~6月の輸送人員は、前年同期比69%増の20万9,749人を記録。運賃収入は137%増の約1億2,500万円と大幅に伸びました。

 昨年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台として人気となったことに加え、三陸鉄道全線の復旧などが観光客を後押ししたとみられます。

 三陸鉄道北リアス線では、久慈北限の海女のスタイルでアテンダントが乗車するお座敷列車「北三陸号」(10/13までの土・日・祝で運行)や昭和初期をイメージし、内装も華やかなデザインのレトロ列車「さんりくしおさい号」(11/30までの土・日・祝で運行)などユニークな企画列車が運行しています。復興のシンボルとして注目される三陸鉄道は、地元地域の交通手段としてだけでなく、観光面からの地域活性に期待が寄せられています。

 

竹下復興大臣が就任後 初の来県!

 9月5日(金)に、竹下復興大臣(島根2区)が着任後初めて岩手県を訪問しました。

 竹下復興大臣は、小泉政務官ら随行者と共に県庁を訪れ、達増知事と財源や人的支援など、今後の復興について意見交換を行いました。

 竹下復興大臣は、9月3日(水)に発表された第2次安倍改造内閣で復興大臣に着任し、小泉政務官は前回からの留任(岩手の復興を担当)です。

 国の集中復興期間は平成27年度までとなっており、平成28年度以降の復興財源が不透明となっています。このため、集中復興期間の延長を平成26年7月10日に被災4県(青森、岩手、宮城、福島)合同で要望してきました。

 意見交換の中で竹下復興大臣は、復興財源について「必要な分は確保する」と話しています。

 

「サンマ」初水揚げ!本州で一番乗り!水産業の復興に弾み

 8月29日(金)、本州で今年初となるサンマが、大船渡市の魚市場に水揚げされました。

 サンマは、地元の「第18三笠丸」(199トン)が北海道根室沖で捕った約20トンで、1キロ1,200~1,300円の値が付きました。

 初水揚げは、昨年より1日遅いものの数量は昨年の2倍。また、160グラム以上の大型のものが多く、脂の乗りも良く、東日本大震災津波で壊滅的な被害を受け、今年4月に完成した新しい魚市場は、秋の味覚の到来に活気づきました。

 大船渡港の昨年のサンマ水揚げ量は、1万4,585トンで本州1位。

 新魚市場でのサンマの初水揚げは、水産業への復興に弾みがつくと、関係者らは期待を寄せています。

 

大槌中2年生が地元特産品をPR、販売会を開催

 9月2日(火)、東日本大震災津波で大きな被害を受けた大槌中学校の2年生89名が、 盛岡市内3カ所(カワトク前、クロステラス盛岡前、肴町アーケード街)で地元の特産品を販売、大槌町の魅力を元気にPRしました。

 販売会は、地元の復興に携わりたいという生徒たちの想いから、宿泊研修に合わせて企画された初の試みです。

 肴町アーケード街会場では、そろいの法被を身に着けた生徒たちが、手づくりのチラシを配りながら、地元の海産物やお菓子、野菜などおよそ20品目を販売しました。

 商品の販売を担当した藤原愛(まなみ)さんは、「初めは不安だったが、実際行ってみると楽しかった。地元の商品をPRすることで大槌の魅力を伝えたい。」と笑顔で話してくれました。