第70号(平成26年9月1日)の写真

 東京都とヘブンアーティスト運営実行委員会が主催する「岩手大道芸イベント」が、8月22日(金)から8月24日(日)の間、大船渡市、釜石市、大槌町、宮古市で開催されました。

 このイベントは、東京都が芸術文化を活用した被災地支援事業として平成23年より宮城県、岩手県、福島県で開催しているものです。

 沿岸各地を訪れたのは、東京都認定のライセンスを持つ「ヘブンアーティスト」と呼ばれる大道芸人やパフォーマー、音楽奏者ら4組で、ジャグリングなどの様々なパフォーマンスが披露されました。

 8月23日(土)、釜石市の「シープラザ遊」で行われたイベントには、地元の人たち約50人が集まり、次々と繰り広げられる曲芸や音楽を楽しみました。

 公演後、子どもたちは「ヘブンアーティスト」からの指導を受けながら、ジャグリングやディアボロなどに挑戦し、笑顔を見せていました。

 ヘブンアーティスト運営実行委員会の橋本隆雄さんは「震災後、釜石を訪れた時に比べ、皆さんの顔も少しずつ明るくなっている。これからも毎年、皆さんが元気になるまで岩手に通いたい。」と想いを語ってくれました。

 

「いわて復興インデックス報告書(第11回)」のデータから

 沿岸被災12市町村を中心とした本県の復旧、復興の現状やその推移を把握するためのデータを定期的に取りまとめている「いわて復興インデックス報告書」。

 今回は、第11回(平成26年8月28日公表)結果から、主なデータを紹介します。

【安全】
=沿岸部の津波防災施設の整備率〔平成26 年3 月末時点〕=
■整備率 26.7%・ 整備済総延長19.0km
(平成25年3月末時点 25.4%・整備済総延長18.1km)

 前年3月末と比較して、プラス0.9kmとなっている。津波防災施設の整備済総延長は19.0km であり、要整備区間総延長71.3km に対する整備率は26.7%。

【暮らし】
=沿岸部の応急仮設住宅入居戸数〔平成26年7月末時点〕=
■応急仮設住宅入居戸数:11,054 戸
(平成23年12 月時点:13,218 戸(ピーク時))

 ピーク時と比較すると、16.4%減。前回データ(平成26年4月末時点:11,464戸)と比較すると410戸減となっている。

【なりわい(産業)】
=産地魚市場水揚量〔平成26年4月~6月〕=
■産地魚市場水揚量(年度累計)14,799 トン 71.0%(3年平均比)
(平成25年4月~6月:18,110トン・86.1%(3年平均比))

 平成20 年度から22 年度までの3年間の同期間における産地魚市場水揚量の平均値の71.0%となっており、前年同期間比では18.3%減となっている。

 

「もぐらんぴあ・まちなか水族館」入館者20万人達成!

 8月12日(火)、久慈市街地に移転し営業を続けている「もぐらんぴあ・まちなか水族館」の入館者が20万人を達成しました。

 同市侍浜町にあった久慈地下水族科学館「もぐらんぴあ」は、東日本大震災津波で全壊し、被災から5ヶ月後、久慈駅前の空き店舗を利用し「まちなか水族館」としてオープンしてきたところです。

 移転後、20万人目の入館者は、ニュージーランド在住のマコーリー・エイミさん(10)。家族旅行で来日し、久慈市の母の実家を訪れた際に、来館したそうです。

 同水族館は、震災前から応援してくれているさかなクン(東京海洋大客員准教授)から提供された生物などを展示するコーナーを常設し、久慈駅前の観光スポットとして人気を集めています。

 市によると、再建される「地下水族科学館もぐらんぴあ」は、9月上旬の着工予定で、防災機能を備えた水族館として来年7月の完成を目指しています。