第65号(平成26年6月15日)の写真

 5月28日(水)、ベネズエラで発祥した音楽教育システム「エル・システマ」を大槌町に導入しようと、協定書調印式が役場で行われました。

 調印式には、事業を実施する一般社団法人エル・システマジャパンの菊川穣代表理事やベネズエラ特命全権大使の石川成幸氏らが出席し、式の冒頭で碇川町長は「大槌町は、子どもから大人まで吹奏楽を活発に取り組んでいる。この音楽教育システムにより、子どもたちの豊かな心の醸成が図られるものと期待しています。」と挨拶しました。

 同システムは、約40年前に始まったもので、経済的な事情に関わらず、子どもたちが楽器の演奏や合唱を通じた音楽教育を無償で受けられるもの。“音楽を通して生きる力を育む”ことを目的とした事業で、すでに50カ国以上の国や地域で展開されており、日本では福島県相馬市に続き大槌町が2カ所目となります。

 今後は、吹奏楽活動への指導者の派遣、未就学児や小学生などの居場所づくりとなる音楽教室なども進める予定です。

 

岩手県水産技術センター調査船「北上丸」の竣工式が開催されました

 5月29日(木)岩手県水産技術センターでは、第7代目となる漁業指導調査船「北上丸」(38トン)の竣工式が開催されました。

 新しく建造された北上丸は、沿岸域での水産資源調査や海洋観測業務を行うため、最新の科学調査機器と多様な漁労機器を搭載しており、調査結果を速やかに漁業者に伝えることが可能となりました。

 また、東日本大震災津波により甚大な被害を受けた同センターの研究施設も、今年3月に復旧工事が完了したことから、北上丸の竣工式に合せて、現在取り組み中の研究のうち、「通電加熱による新しい加工技術の開発」、「貝毒プランクトンモニタリング調査」、「ワカメ養殖の効率化に向けた実証研究」及び「アワビの効率的な種苗生産研究」の4課題の成果を出席者に紹介しました。

 同センターでは、最新の調査船の完成と研究施設の復旧により、水産業の復興・振興へ向けた情報提供及び試験研究を一層推進していくこととしています。

 

『いわて復興インデックス報告書(第10回)』のデータから

 沿岸被災12市町村を中心とした本県の復旧、復興の現状やその推移を把握するためのデータを定期的に取りまとめている「いわて復興インデックス報告書」。

 今回は、第10回(平成26年5月末公表)結果から、主なデータを紹介します。

【がれき処理の進捗率 :平成26年3月末時点】
▶進捗率 111.1% (処理量:583.7万トン)

 復興加速のシンボルとして着実に進捗してきたがれき処理は、3月末をもって終了。

【沿岸部の応急仮設住宅入居戸数 :平成26年4月末時点】
▶応急仮設住宅入居戸数 11,464 戸(平成23年12月時点:13,218戸)

 ピーク時(平成23年12月、13,218戸)と比較すると、13.3%減となっている。

【復興道路供用率 :平成26年4月末時点】
▶供用率 31%・供用延長123km(平成25年4月末時点:28%・110km)

 前年同月比で、プラス13kmの供用延長。計画延長393km に対する供用率は31%となっている。

※復興道路
・三陸沿岸道路(三陸縦貫自動車道、三陸北縦貫道路、八戸・久慈自動車道)
・東北横断自動車道釜石秋田線
・宮古盛岡横断道路(国道106号)