第63号(平成26年5月15日)の写真

 4月30日(水)、田野畑村の第三セクター・陸中たのはたが運航する北山崎めぐり観光船の工事安全祈願祭が、山田町大沢の造船工場で行われました。

 北山崎めぐり観光船は、東日本大震災津波により、発着場が壊滅的な被害を受け運航が休止されていました。また、船体の老朽化にともない廃船となりましたが、平成26年7月末の完成に向けて、新しい船の建造が進められています。

 新造船は、アルミ合金製で全長約22メートル、全幅4.1メートル。総トン数19トンで最大速力18ノット、旅客定員は92人。船名は、村民や小中学生から公募し、7月上旬に決定する予定です。

 北山崎は、(財)日本交通公社の全国観光資源評価の「自然資源・海岸の部」において、最高ランクの特A級に格付けされた景勝地で、高さ200mの断崖は圧巻です。

 北山崎や鵜の巣断崖などの景勝地を楽しむ観光船は、「北山崎断崖クルーズ観光船」として装いを新たに運航を再開します。

 今夏には、三陸鉄道北リアス線の島越駅舎の完成も予定され、北山崎観光の誘客が大いに期待されます。

 

安倍内閣総理大臣が被災地を視察されました

 東日本大震災の復興状況視察のため、4月27日(日)に安倍内閣総理大臣が本県沿岸北部を訪問されました。野田村城内地区の災害公営住宅や応急仮設住宅などを視察後、三陸鉄道北リアス線に乗車(陸中野田駅~普代駅間)し、地元利用者の方々と懇談し、復興が着実に進んでいることを実感されたようです。

 また、田野畑村の「サケふ化施設」も視察され、稚魚への餌やりと放流を体験されました。希少な体験だったのか、バケツ内の餌が無くなるまで丁寧に撒かれていた姿が印象的でした。総理が餌付けと明戸川に放流した稚魚の多くが、回帰することを願います。

 最後に、岩泉町の小本駅で小本地区全体の復興事業を視察後、待合室に吊るされている「三陸鉄道応援フラッグ」に“復興に向けて全力を尽くします。”とコメントを残されました。

 

復興応援隊が2名着任 ~意気込みをインタビュー~

今回、復興応援隊に着任された長崎県出身の杉本伸一さんと、大阪府出身の柿元恵美さんを取材しました。

 杉本さんは「三陸ジオパーク推進協議会」(宮古市)に、柿元さんは災害FMパーソナリティーとして「NPO法人陸前高田市支援連絡協議会AidTAKATA」(陸前高田市)に配属が決まっています。着任後、達増知事を表敬訪問され、それぞれが復興応援隊での活動を希望した想いを語られました。達増知事は、「震災からの復興には地元の底力も必要だが、様々なつながりの力も必要。是非ご活躍いただきたい。」と激励されました。

 杉本さんは、元長崎県島原市の職員で、柿元さんは「FM AICHI」などでラジオパーソナリティーをされていたそうです。経験豊富なお二人のご活躍を、心から応援したいと思います。

【杉本 伸一さんの意気込み】
 「雲仙・普賢岳の災害当時、たくさんの方からの支援をいただきました。また、雲仙岳災害記念館で災害を伝えるという仕事もしてきました。今度は、私が当時の体験や教訓、また、これまでの経験を活かして恩返しをしたいと思います!」

【柿元 恵美さんの意気込み】
 「ラジオパーソナリティーとして震災の話題を伝えていましたが、実際に現地に行ったことがありませんでした。このため、機会をみつけて大船渡や陸前高田に行ってみたところ、人の優しさなどに触れて、この場所が大好きになりました。この声を使って、皆さんに元気になっていただけるように一生懸命がんばります!」

 

県の復興事業に関する説明会を開催します

 県では、今後3年間における県の復興の取組を具体的に示す「岩手県東日本大震災津波復興計画 復興実施計画(第2期)」及び、被災者の今後の生活設計・再検討に役立てるよう、身近な土地や道路・住宅の整備に関する情報を定期的に提供する「社会資本の復旧・復旧ロードマップ」を策定しました。

 今回、より多くの住民の皆様に、それぞれの地域における県の復興に関する取組を知っていただくために、地域説明会を開催いたします。

 日時および開催場所は、次のとおりです。

■6月3日(火)18:30-20:00 宮古地区合同庁舎大会議室
■6月4日(水)10:30-12:00 久慈地区合同庁舎第4会議室
■6月6日(金)18:30-20:00 大船渡地区合同庁舎大会議室
■6月7日(土)10:30-12:00 釜石地区合同庁舎大会議室

<内容>
・岩手県東日本大震災津波復興計画 復興実施計画(第2期)について
・社会資本の復旧・復興ロードマップ及び地域に関連する事業について

事前のお申込みは不要です。直接会場にお越し下さい。

 

岩手県沿岸での起業を支援します!

 岩手県では、被災地での起業を促進し、雇用拡大及び魅力ある産業の創出による地域経済の活性化を目指し、沿岸12市町村において新たに起業される方を対象とした支援事業「さんりく未来産業起業促進事業」を実施します。 

 この事業は、岩手県内の沿岸12市町村(※1)を拠点として、新たに起業を希望される方に対し、起業に必要なノウハウ等を提供したり、事業計画の策定等支援を行ったりするとともに、起業時の備品整備等の初期費用も補助(※2)しようというもの。

※1:沿岸12市町村:洋野町、久慈市、野田村、普代村、田野畑村、岩泉町、宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市

※2:補助については別途審査があります。補助率5/6以内。補助金額上限200万円。

 岩手県内にお住まいの方はもちろん、現在県外にお住まいで、県沿岸部へのUターン・Iターン等をお考えの方も、この制度を利用可能。

 復興が本格化し始めた今、「被災地での起業」という形で、三陸復興の担い手となってみませんか。

是非一度、岩手県公式ホームページをご覧ください。 http://www.pref.iwate.jp/sangyou/sonota/024443.html