第62号(平成26年5月1日)の写真

 4月23日(水)、大船渡市の新魚市場の工事が完了し、完成式典が開催されました。

 新魚市場は、現在の魚市場の老朽化に伴い2009年に着工。東日本大震災津波で被災し、約1年間工事が中断した後、地盤沈下等の影響からかさ上げ工事が行われ、およそ5年の歳月を経て完成しました。

 式典には、達増知事や戸田公明大船渡市長、漁業関係者や工事関係者など、約300人が参加しました。

 戸田市長は、「生まれ変わった新しい市場は、市の復興のシンボルとなる施設。水揚げ増強や水産物のブランド化に弾みがつくと期待している」と挨拶。

 この後、関係者らは大漁旗を掲げた漁船の前でテープカットを行い、新たな市場の門出を祝いました。

 鉄筋コンクリート4階建ての新魚市場は、延べ床面積約1万6,500平方メートル。高度な衛生管理や鮮度管理の体制を整え、シャーベット海水を作る製氷施設が特長。また、家族で楽しめる展示スペースや見学デッキ、展望デッキが設けられるなど、観光の拠点としての役割も期待されています。

 

山田町で「桜で満たす集い」が開催されました

 4月20日(日)、山田町の船越家族旅行村オートキャンプ場において「桜で満たす集い」(主催:山田町、BG浦の浜会)が開催されました。

 当日は、町民や全国各地のボランティアが参加し、会場周辺の山の斜面におよそ200本の桜の苗木を植樹しました。

 この取り組みは、津波の到達点よりも高い場所に新たな桜の名所を作ることを目的とし、昨年に引き続き行われたもので、今回の植樹で桜は530本となります。

 植樹式では、佐藤信逸山田町長が「慈しんで育てた桜が一瞬にしてなくなってしまったことが、非常に残念。桜をもう一度復活させ、犠牲になってしまった方々と共に楽しむ桜にしたい」と挨拶。新しい桜並木への願いを述べました。

 

長期滞在に対応!簡易宿泊施設「ホワイトベース大槌」がオープンしました

 4月17日(木)、大槌町吉里吉里(きりきり)に、簡易宿泊施設「ホワイトベース大槌」がオープンしました。

 復興の本格化に伴い、大槌町で不足する宿泊施設の受け皿になることを目的に整備されたこの施設は、同町の復興まちづくり大槌株式会社が、5年間の期間限定で運営します。

 客室は全室シングルルーム。2階建て4棟で構成される施設は、そのうち3棟52室が、長期間滞在型・男性客向けで、残りの1棟25室が観光客や帰省客など短期間での滞在者向け(バス・トイレ付)となっており、合わせて77名の収容が可能です。

 館内には、地元食材を提供する食堂や、地域物産販売ブースを完備。また、長期滞在者向け共同浴場は、震災時に吉里吉里地区の避難所で利用された薪ボイラーを使用し、お湯を沸かしています。

 復興まちづくり大槌株式会社経営企画部次長の石井満さんは「こちらの施設は憩いの場、活力の場として活用してほしい。今後はイベント等を企画し、地元の方と触れ合う機会を作り、また大槌に来たいと思える施設にしたい」と抱負を述べました。

住所■〒028-1101 岩手県上閉伊郡大槌町吉里吉里1-197 
TEL■0193-55-6651
FAX■0193-55-6668
オリジナルHP■URL: http://wb-otsuchi.com