2月22日(土)、新潟中越地震被災経験者と大槌町の若者との意見交換会(主催:一般社団法人おらが大槌夢広場)が行われました。
これは、震災経験者である旧山古志村(現:新潟県長岡市)の同世代から被災と復興の経験を学び、大槌町の復興に役立てようと企画されたもの。
新潟県長岡市からは20代の若者たちと関係者の12名が、大槌町からは県立大槌高校の生徒4名と大槌町出身の大学生2名が参加。
まず、参加者たちは、震災語り部ガイド東梅和貴さんとともに、多くの犠牲者が出た旧大槌町役場や町内を一望できる城山公園などを見学。
その後の意見交換会では、震災後やっておけば良かったこと、やっておいて良かったことなど、旧山古志村での経験を聞くと同時に、これからの大槌について意見を交換し、交流を深めました。
参加した県立大槌高校3年生の佐藤巧真さんと小国琢さんは、「僕たちは、4月から大槌町の消防署と役場で勤めます。お互いに情報交換ができ、新しいつながりができました。旧山古志村のみなさんに学ばせてもらったことを、復興に役立てていきたい」と復興への熱い想いを語りました。