第52号(平成25年11月15日)の写真

 11月2日(土)、「いわて三陸復興フォーラム」(主催:岩手県)が、大船渡市民文化会館リアスホールで開催されました。

 このイベントは、「参画とつながり」がテーマ。沖縄からのゲスト「那覇太鼓」による演舞で会場が盛り上がる中、千葉副知事が「来年度から本格復興期間の3ヶ年が始まる。若者・女性等の参画、多様な主体が連携・活動するつながり、地域社会の持続性を掲げ、復興の取り組みを加速させていきたい」と挨拶。

 第一部の基調講演は、「復興の新たなステージにパワー全開で取り組もう!」と題し、一般社団法人RCF復興支援チーム代表 藤沢烈(れつ)さんが、「3年目こそ復興の始まり。復興のためには知ることや参加することが大切」と訴えました。

 続いて行われた第二部では、三陸沿岸各地でまちの活性化等に取り組む関係者によるパネルディスカッションが行われ、復興に対する取り組みや、活動の中で生まれた交流、人と人のつながりの大切さ等が発表されました。

 エンディングライブでは、松本哲也さん、濱守栄子さんが三陸への想いとともに歌声を披露し、来場者の心をつかんでいました。

 県では、12月19日(木)に愛知県名古屋市で「いわて三陸復興フォーラムin名古屋」を開催予定です。引き続き、継続的な支援や参画とつながりの促進を図っていきます。

nw131115-01-map

 

片岸・鵜住居地区の復興まちづくりが本格スタート

 11月4日(月)、釜石市の鵜住居町(うのすまい)の特設会場で、都市基盤整備事業の安全祈願祭が行われました。

 これは、東日本大震災津波で多くの方が犠牲になった、釜石市片岸(かたぎし)、鵜住居両地区の土地区画整理事業と、小中学校などの施設を高台に建設する鵜住居地区の津波復興拠点整備事業の安全を祈願するものです。

 土地区画整理の着工は市内で初となるもので、対象面積は約82.5ヘクタール、総事業費はおよそ180億円。三陸縦貫道工事で発生した土砂などを活用し、平均で1~2メートルの盛り土(かさ上げ)を実施する予定で、地権者の起工承諾を得られた区域から着手します。

 事業は、設計、施工、管理などの業務を一括発注する「コンストラクション・マネジメント(CM)方式」を採用し、工事の透明性、事業費の削減、迅速化が図られます。

 式典に参加した野田武則釜石市長は「ふるさとの復活、再生の思いの中、安全祈願祭を迎えることができた喜びは大きい。地域の皆さんの期待に応えられるまちに生まれ変わることを願う」と話しました。

 土地区画整理事業は2019年3月、津波復興拠点整備は2016年3月の完了を目指します。

 

「未来のふるさとへの想い」をケーキに

 10月29日(火)、大槌町立大槌小学校で、同校6年生の生徒90名が、「夢ケーキ」作りに挑戦しました。

 このイベントは、今年9月に行われたワークショップ「ふるさと大槌・夢ケーキワークショップ(※)」で、生徒が想い描いたイラストをもとに、本物のケーキである「夢ケーキ」を作りあげるもの。

 当日は、NPO法人ドリームケーキプロジェクトの協力により、県内外のパティシエ及びスタッフ、計15名が駆けつけ、ケーキ作りを指導。生徒たちは12のグループに分かれて作業を開始。マジパン(アーモンドをすりつぶし、色づけした砂糖を混ぜて半固形状にしたもの)を使い、きれいな海や川、にぎやかな街並み等、それぞれが想像した未来の大槌の姿をスポンジケーキに飾り付けしました。

 また、ケーキ作りと併せて、生徒全員がマジパンで「自分の夢」を造形して発表。みんなで完成したケーキを食べ、将来の夢を語る楽しいひとときとなりました。

■「ふるさと大槌・夢ケーキづくり」のご協力店舗
【NPO法人ドリームケーキプロジェクト】
・ 菓匠Shimizu (長野県伊那市)
・ あとりえMOMO (静岡県焼津市)
・ 菓子工房 ココイズミヤ  (山形県高畠町)
・ 清月 (山梨県南アルプス市)
・ 天使のお菓子やさん モンパクトル (三重県名張市)
・ メゾン・ド・パティスリー ヨシノ (静岡県藤枝市)
・ コヤマ菓子店 (宮城県気仙沼市)
【協力】
・ 鶴ノ屋菓子店 (岩手県遠野市)

※ワークショップの様子は、第49号(平成25年10月1日号)をご覧ください。

(写真は子どもたちが描いたイラストと完成した「夢ケーキ」)

 

愛知県名古屋市で復興フォーラム開催!

 12月19日(木)、愛知県名古屋市にて岩手県主催の復興イベントを開催します!!  

 来る12月19日(木)、愛知県名古屋市にて、震災からの復興への取組や被災地域の状況等についての情報発信イベント「いわて三陸復興フォーラムin名古屋」を開催します。

■日時:平成25年12月19日(木)14:00~16:50
■会場:愛知県女性総合センター ウィルあいち
愛知県名古屋市東区上竪杉町1番地
■料金:無料(事前申し込み制)

 イベントの内容は、甚大な被害を受けた陸前高田市を「行政丸ごと支援」していただいていることでも有名な、名古屋市長・河村たかし氏による基調講演を始め、岩手県知事・達増拓也からの復興状況報告、陸前高田市長・戸羽太氏によるビデオメッセージに加え、「参画とつながりで本格復興を!」をテーマとした復興関係者によるパネルディスカッション、フォトグラファー・安田菜津紀氏による復興写真展等、「ご支援への心からの感謝を」をテーマに、様々な催しが企画されています。

 震災から2年9ヶ月が経過する12月に、名古屋市の陸前高田市支援を始めした愛知県と岩手県とのつながり、そして三陸の復興について、改めて考えてみませんか。

 名古屋近辺にお住まいの方のみならず、多くの皆様のご来場をお待ちしております。

 本イベントの申し込み方法やプログラム等詳細は、県ホームページをご覧ください。