第154号(令和元年10月25日)の写真

 岩手県が陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園内に整備を進めてきた、東日本大震災津波の事実と教訓を伝える施設「東日本大震災津波伝承館」(愛称:「いわてTSUNAMI(つなみ) メモリアル」)が、「国営追悼・祈念施設の一部」及び「道の駅高田松原」とともに、9月22日(日)にオープンし、当日は約2,000 人の方々が来館しました。

 伝承館の開館に先立ち行われた「高田松原津波復興祈念公園 国営追悼・祈念施設 道の駅高田松原 東日本大震災津波伝承館 オープン式典」において、達増知事は「風化を防ぐには教訓の伝承と復興する姿の発信が重要。三陸沿岸の遺構や伝承施設のゲートウェイ(入り口)として各施設と連携していく」と決意を述べました。

 また、オープニングコンサートでは、バイオリニストの式町水晶(しきまちみずき)さんの震災の流木で作られた楽器による演奏、高田第一中学校の3年生による合唱が披露され、その美しい音色に多くの方々が耳を傾けていました。

 伝承館には、開館前から100人を超す方々が列をつくり、「いわてTSUNAMI (つなみ)メモリアル)」の命名者である高田高校2年生の菅野由夏さんをはじめとする高田高校の皆さんが、職員とともに来館者を出迎えました。

 菅野さんは、伝承館の開館式典において「震災を知らない小さい子どもたちや外国の方に来てほしい」と呼びかけました。

 館内では、数々の展示やシアターの映像に見入る方や、解説員の説明に熱心に耳を傾ける方の姿が数多く見られ、震災の伝承・発信の重要性を改めて実感する1日となりました。

 伝承館はオープンから6日目の9月27 日(金)に来館者の数が1万人を超え、連日、国内外から多くの方々が訪れています。

 今後も、震災の風化を防ぎ、東日本大震災津波の事実と教訓を世界中に、そして、未来に向けて発信していく伝承館に是非御来館ください。

【東日本大震災津波伝承館の開館情報】
・開館時間 9時から17 時まで(最終入館時間16 時30 分)
・休館日 12月29日から翌年1月3日まで
※ 臨時の休館日は公式ホームページなどでお知らせします。
・入館料 無料
・団体予約 40人以上の団体を対象として予約を受け付けています。

詳しくは公式ホームページを御覧ください。
(公式HP)https://iwate-tsunami-memorial.jp/

 

台風第19号 沿岸地域を中心に大きな被害

 10月13日(日)未明に東北地方の東海上を通過した、大型で強い台風第19号の影響で、県内では沿岸地域を中心に大きな被害が発生しています。

 犠牲になられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた全ての皆様にお見舞い申し上げます。

詳しくは、
■台風第19号の被害状況・対応状況>いわて防災情報ポータル
■岩手県内の道路情報>岩手県道路情報提供サービス

 

ラグビーワールドカップ2019™ 岩手・釜石開催

 世界中のラグビーファンが待ち望んだラグビーワールドカップ2019™️日本大会が、9月20日(金)の日本代表の勝利で幕を開けました。

 日本中が盛り上がる中、9月25日(水)には東日本大震災津波の被災地で唯一の開催地である釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムにおいて、フィジー対ウルグアイの試合が行われました。スタジアムには国内外から多くの観客が訪れたほか、釜石市民ホールTETTOに設置されたファンゾーンや県内4カ所で開催されたパブリックビューイングにも多くの方々に来場いただき、両チームの闘志あふれるプレーにより、会場は大きな歓声とたくさんの笑顔が溢れました。

 会場である釜石鵜住居復興スタジアムは、津波で被災した鵜住居小学校と釜石東中学校の跡地に建設され、「復興のシンボル」としても世界中から注目を集めています。

 9月25日の試合前には、釜石市内の小中学校の児童生徒によるビッグフラッグでの感謝のメッセージが発信されたほか、地元の郷土芸能が披露されるなど、世界中からいただいた支援への感謝と復興に取り組む姿を国内外に力強く発信することができました。

 このあと、10月26日(土)、10月27日(日)準決勝、11月1日(金)3位決定戦、11月2日(土)には決勝戦が行われます。ファンゾーンや盛岡市内においてパブリックビューイングを実施する予定ですので、是非会場へ足を運び、「一生に一度」の大会を最後まで楽しみましょう!

※ファンゾーンとパブリックビューイングの実施予定については、
「いわて・かまいしラグビー情報」のホームページを御覧ください。

岩手・釜石開催 試合結果
【釜石鵜住居復興スタジアム】
■9月25日(水)
フィジー 27 - 30 ウルグアイ
■10月13日(日)
ナミビア 対 カナダ
(台風第19号により中止)

 

釜石市内の小中学生が「ありがとうの手紙 #Thank You From KAMAISHI」の合唱を披露

 9月25日(水)、釜石市の全小中学校14校約2,000人が、釜石鵜住居復興スタジアムで開催されたラグビーワールドカップ2019™日本大会のフィジー対ウルグアイの試合前に、東日本大震災津波の復興支援への感謝の気持ちを世界中の人たちに伝えようと作られた「ありがとうの手紙 #Thank You From KAMAISHI」の合唱を披露しました。

 この曲は、2017年に発足した市内の全小中学校の児童生徒で組織される「かまいし絆会議」で制作が進められ、「大切な人への手紙」をテーマに歌詞を募り、世界中の人たちや家族、仲間や友人に向け感謝の気持ちを伝える歌となりました。

 市内14校の小中学生は各学校での練習を重ね、この日は、両国の選手と観客約1万4,000人の前での披露となりました。

 併せて「ありがとうの手紙」で感謝の気持ちを伝える動画を作成し、動画投稿サイト「YouTube」で公開されていますので、是非御覧ください。

「YouTube」で公開されている動画>https://www.youtube.com/watch?v=Rz6nTvK0-DI

 

三陸鉄道利用者5,000万人突破 記念セレモニーを開催

 三陸鉄道は、8月26日(月)、開業からの累計乗車人員が5,000万人を突破したことから、宮古駅構内で記念セレモニーを開催しました。

 1984年4月1日、三陸鉄道は、沿線住民の長年の悲願を受け、旧国鉄の路線を引き継いだ全国初の第三セクター鉄道として、南リアス線(盛駅~釜石駅間)36.6kmと北リアス線(宮古駅~久慈駅間)71.0kmの運行を開始しました。

 東日本大震災津波では、線路や駅舎などが甚大な被害を受けましたが、2019年3月23日には、JR東日本から、JR山田線(釜石駅〜宮古駅間)の移管を受け、盛駅~久慈駅間163㎞をひとつの路線で結ぶ“リアス線”として運行を開始し、沿線の人口が減少する中、乗客数は増加傾向にありました。

 セレモニーで中村社長は「より多くの人に利用してもらいたい」と挨拶し、利用者5,000万人突破を祝いました。

*台風第19号の影響によるリアス線の運行状況は三陸鉄道のホームページを御確認ください。

 

「吉里吉里学園中学部」校庭の引き渡し式

 9月29日(日)、大槌町の吉里吉里学園中学部(金野校長、生徒37人)の校庭に整備された応急仮設住宅が撤去され、復旧工事が完了したことから、学校へ校庭が引き渡されました。

 同校の校庭には、2011年4月に応急仮設住宅80戸が整備されましたが、昨年9月までに全住民が退去したことから、12月から撤去作業が進められました。今年6月からは、グラウンドの復旧作業が始まり、9月25日に全ての復旧工事が完了しました。

 校庭の引き渡し式には、生徒をはじめ、保護者や工事関係者など約60人が参加し、生徒会長から工事の現場監督に、花束とともに感謝の言葉とエールが送られました。

 この引き渡しをもって、岩手県の東日本大震災津波の被災地において、校庭に整備された全ての応急仮設住宅が解消され、児童生徒たちが校庭を使用できるようになりました。

 

 

令和元年度第1回「いわて復興未来塾」

令和元年度第1回「いわて復興未来塾」
「思いを伝え、つなぐ。未来のための伝承・発信」

■開催日:11月16日(土)
■時 間:14:00~16:30
■場所:キャピタルホテル1000 カメリアプラザホール(陸前高田市高田町長砂60-1)
■内容:
【基調講演】
徳山 日出男 氏(政策研究大学院大学客員教授)
【パネルディスカッション】
・菅野 真美恵 氏(FMねまらいんパーソナリティー)
・山﨑 麻里子 氏(中越メモリアル回廊アンバサダー)
・越戸 浩貴 氏(一般社団法人マルゴト陸前高田理事)
・佐藤 克美 氏(気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館館長)
・徳山 日出男 氏(基調講演者)
■定員:130名

<無料シャトルバス《盛岡⇔陸前高田》を運行(先着)>
※バス利用の方は、「東日本大震災津波伝承館」の見学ができます!
※詳細は事務局までお問い合わせください。

■問い合わせ:いわて未来づくり機構
(事務局:岩手県復興局復興推進課)☎︎ 019-629-6945

■詳細は、県ホームページを御確認ください。

 

恋愛のパワースポット 三陸鉄道「恋し浜駅」

 三陸鉄道南リアス線の開業当時は、駅周辺の地名に由来し駅名も「小石浜駅」でしたが、2009年に大船渡市のブランドホタテ“恋し浜”にちなみ「恋し浜駅」に改称されました。

 美しい海とリアス海岸を車窓から楽しめる三陸鉄道リアス線の「恋し浜」駅は、大船渡市盛町の盛(さかり)駅から3つ目の駅で、越喜来湾を見下ろせる高台に位置するため、東日本大震災津波では被害を免れることができました。

 「恋し浜駅」は愛の磯辺という愛称で知られ、鳴らすと恋愛が成就すると言われる「幸せの鐘」がホームに設置されています。

 また、無人の待合室には、地元のブランドホタテ「恋し浜」の貝殻とペンが用意され、貝殻を絵馬に見立て、願い事を書いて飾ることができます。

 駅の名称から、恋愛のパワースポットとして観光客から人気を集めています。

■住所:大船渡市三陸町綾里字小石浜
■問い合わせ:三陸鉄道旅客営業部 ☎︎ 0193-62-7000

*台風第19号の影響によるリアス線の運行状況は三陸鉄道のホームページを確認ください。
三陸鉄道>http://www.sanrikutetsudou.com/

 

イベント情報

【三陸山田かき小屋】
山田町の名物「蒸し焼きカキ」の提供が開始されます。
カキの食べ放題のほか、「貝盛ミックスプラン」など、お好みに合わせてプランを選ぶことができます。

■開催日:2019年11月2日(土)〜2020年6月30日(火)
■場所:山田かき小屋
■完全予約制
*2名様以上、2日前までにお電話でお申し込み下さい。
■申し込み・問い合わせ
山田町観光協会 ☎︎ 0193-65-7901
(受付時間9:00~17:00 水曜日定休)

【令和元年度 陸前高田市産業まつり】
新鮮な海産物や採れたて野菜などの陸前高田の特産品が販売されるほか、木工作教室や市内の商工業者による商品の展示販売も行われます。
交流都市コーナーでは名古屋市、武雄市、松坂市、松江市などからの出店も予定されています。

■開催日:11月2日(土)〜11月3日(日)
■場所:アバッセたかた まちなか広場周辺
■問い合わせ
陸前高田市産業まつり実行委員会(陸前高田市商政課商工係)
☎︎ 0192-54-2111