第150号(令和元年6月20日)の写真

 「三陸防災復興プロジェクト2019」が6月1日(土)に開幕しました。

 オープニングセレモニーには、プロジェクト実行委員長である達増知事をはじめ、米国大使館ヤング首席公使、国連防災機関(UNDRR)松岡駐日事務所代表などおよそ700人が参加しました。この日は、震災後に生まれた国内外との「つながり」が続いていることや、世界に向けて震災の教訓を発信することの重要性を実感する1日となりました。

 セレモニーの司会は、陸前高田市出身で俳優の村上弘明さんが務め、歌手の八神純子さんが、震災後に三陸の小学生との交流で生まれた歌などを披露しました。

 また「これからの防災」をテーマとするシンポジウムでは、台湾長榮(ちょうえい)大学の邵 珮君(しょう ぺいちゅん)教授による基調講演と、インドネシア・アチェ津波博物館のハフニダール館長など国内外の有識者によるパネルディスカッションが行われ、東日本大震災津波や海外の災害を踏まえたこれからの地域づくりについて議論しました。

 三陸防災復興プロジェクト2019は、8月7日(水)まで開催しています。

 7月は、大船渡市と宮古市で防災復興のシンポジウムを開催するほか、宮古市では県内33市町村の郷土芸能や祭りを一堂に集めたイベントや、釜石市ではオペラ上演などの様々な事業を実施します。

 また、会期を通して「ここでしか食べられない」HAMA-MESHIを登録店舗で提供するなど、岩手・三陸の食の魅力も発信しています。

 詳しくは、<公式ホームページ>を御覧ください

 

「三陸国際ガストロノミー会議2019」開催

 6月10日(月)から11日(火)までの2日間、宮古市民文化会館で「三陸国際ガストロノミー会議2019」を開催しました。この会議では、「三陸防災復興プロジェクト2019」の一環として、ガストロノミー(美食術・食文化)の視点から三陸の魅力や豊かな食材、食文化等を発信しました。

 当日は、フランス料理界の巨匠オリヴィエ・ローランジェ氏をはじめ、国内外の著名シェフや専門家等による講演が行われたほか、浄土ヶ浜パークホテルで行われた交流会では、三陸の食材を使用した料理が提供される中、参加者が交流を深め、大いに盛り上がりました。

 また、6月13日(木)から沿岸13市町村のレストラン等で、国内外の著名シェフと岩手のシェフがコラボレーションして開催する「フュージョンディナー」や、創作したディナーメニューの一部を期間限定で提供する「三陸美食サロン」が始まりました。

 詳細は<公式サイト>を御覧ください。

 

災害公営住宅への入居開始

 岩手県が沿岸地域4市2町1村(宮古市、釜石市、大船渡市、陸前高田市、山田町、大槌町及び野田村)で整備を進めてきた災害公営住宅(53地区2,595戸)が、平成31年3月にすべて完成しました。

 最後に完成した大槌町上町地区の「県営上町アパート」では、7月上旬に入居者への鍵の引き渡しが行われます。

 三陸鉄道リアス線大槌駅近くに位置するこのアパートは、鉄筋コンクリート造り5階建ての1DK、2DK、3DK、車椅子対応の1DK、計23戸で構成され、1階には集会所が設けられています。

 このほか県では、内陸部の盛岡市、北上市、奥州市及び一関市の8地区に232戸の災害公営住宅の整備を進めており、平成31年4月30日現在、5地区86戸が完成しています。

 また、北上市及び一関市の2地区47戸の災害公営住宅は本年度中に完成する予定で、盛岡市1地区99戸の災害公営住宅は、来年度中の完成を目指しています。

 

復興道路 三陸沿岸道路「釜石北IC~大槌IC」間が開通

 6月22日(土)、国土交通省が整備を進めてきた復興道路 三陸沿岸道路のうち、釜石北IC〜大槌IC間の4.8kmが開通し、宮城県気仙沼市〜岩手県宮古市(約106km)が復興道路でつながります。

 復興道路 三陸沿岸道路は、宮城県仙台市〜青森県八戸市を結ぶ延長約359kmの自動車専用道路で、うち約213kmの区間が岩手県沿岸に位置しています。

 今回の開通により、物流の活性化による地域産業の振興や沿岸地域をはじめとする広域観光の利便性の向上、災害時の迅速な⽀援などが期待されるとともに、ラグビーワールドカップ2019™釜石市開催では、交通の円滑化が図られ、観客輸送の力となることが期待されます。

 

「震災伝承施設の登録証伝達式及び案内標識お披露目式」開催

 平成31年3月、岩手県内の70施設が、国、被災4県及び仙台市で構成する震災伝承ネットワーク協議会の「震災伝承施設」に登録されました。

 5月20日(月)には、被災4県で初めての「震災伝承施設」を示すマークが入った標識として、「津波遺構たろう観光ホテル」及び「田老防潮堤」の案内標識がお披露目されました。

 同日に開催された「津波遺構たろう観光ホテル」の登録証伝達式において、達増知事は「震災の記憶の風化を防ぎ、国内外の防災力向上に貢献するため、教訓の伝承と復興の姿を発信していく」と決意を述べました。

 

世界へ、未来へ、「いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル」

 東日本大震災津波の事実と教訓を伝える施設「東日本大震災津波伝承館」(愛称:「いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル」)を紹介します。

 5月30日(木)、解説員の資質向上を目的とした研修を開催し、講師として、岩手まるごとおもてなし隊のマジカル河童ちゃんとサクラ凛さんをお招きしました。

 おもてなしで一番大切なことは、「自分が一番楽しむこと、岩手県を好きであること」と話すお二人からは、『「また来たい!」と思わせるおもてなし術』と題して、接遇マナーや、SNSを用いたPR等について学びました。

 なお、「いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル」の情報は、公式SNSでも発信していますので、是非、「フォロー」や「いいね」をお願いします。

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外国人客を歓迎する三陸鉄道ラッピング列車公開

 5月22日(水)、三陸鉄道リアス線大船渡派出所車両基地で、「ようこそ三陸へ」を多言語で表記した三陸鉄道リアス線ラッピング列車のお披露目が行われました。

 このラッピングは、6月から沿岸地域で開催している「三陸防災復興プロジェクト2019」や9月に開幕するラグビーワールドカップ2019™の釜石開催などで沿岸地域を訪れる外国人観光客向けに、おもてなしの気持ちを伝えようと企画されたものです。

 車両には、英語、フランス語、スペイン語、韓国語、中国語の簡体字と繁体字の6言語で書かれたWelcomeメッセージと一緒に、三陸の海をイメージしたホタテやウニ、ワカメなどが描かれています。

 また、ラガーマンや虎舞、北限の海女など、窓から顔をのぞかせることでラッピングと一緒に記念撮影が行えるイラストもあり、SNSでの発信などを楽しむことができます。

 ラッピング列車は、来年2月まで運行する予定です。

 

求む、即戦力!令和元年度岩手県任期付職員募集

 岩手県では、東日本大震災津波からの復興事業などの業務に着実に対応していくため、県の機関や県内被災市町村において、様々な分野の公務に従事する任期付職員を募集します。

<受付期間>
令和元年7月16日(火)~8月23日(金)
<任用期間(予定)>
令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間
※本人の希望等に応じて、令和2年1月1日以降に採用される場合があります。
なお、この場合の任期は、採用された日から令和3年3月31日までとなる予定です。

 <職種区分> 一般事務 <採用予定人員> 12人程度
勤務地■
県の機関に配属される場合:出先機関(広域振興局等)又は本庁
町に派遣される場合:山田町
<受験資格> 平成14年4月1日までに生まれた者

<職種区分>総合土木 <採用予定人員>14人程度
勤務地■
県の機関に配属される場合:出先機関(広域振興局等)又は本庁
市村に派遣される場合:陸前高田市又は田野畑村
<受験資格> 次のいずれかの要件を満たしている者(令和元年6月末現在)
・1級又は2級土木施工管理技士の資格を有する者
・2級土木施工管理技術検定試験の受験資格相当の実務経験を有する者

【問い合わせ】岩手県人事委員会事務局職員課任用担当
☎︎ 019-629-6241 ・メール:DD0002@pref.iwate.jp

 

「いわて復興の歩み」第4版 (令和元年5月)を発行しました

 復興計画期間8年間の記録を小冊子にまとめ広く発信し、支援に感謝するとともに、復興の状況等に関して一層の御理解をいただくことで、更なる交流・連携、風化防止を図っていくことを目的として、「いわて復興の歩み」を発行しました。

 本冊子は<県公式ホームページ>からダウンロードできます。

【問い合わせ】岩手県復興局復興推進課
☎ 019-629-6945

 

「久慈の肉食恐竜~ティラノサウルス類発見!~」特別展開催中

 久慈琥珀博物館内にある琥珀採掘体験場で、ティラノサウルス類の歯の化石が発見されたことを記念して、特別展が開催されています。

 国内最大の琥珀産地として知られる久慈地方にある「久慈琥珀博物館」は、国内唯一の琥珀専門博物館です。琥珀を見て・触れて・体感できる体験型の「新館」と、琥珀の歴史を学ぶ「本館」、琥珀採掘坑道跡、琥珀を購入できるショップ、レストランなどで構成されています。

 白亜紀の地層をアイスピックや移植ベラを使用し採掘する「琥珀採掘体験教室」では、博物館のスタッフの指導のもと、琥珀を採掘することができます。

開催期間■4月21日から8月19日(無休)
場 所  ■ 久慈琥珀博物館 新館2階
時 間  ■9:00~17:00(最終入館16:30)
問い合わせ ■ 久慈琥珀博物館 ☎︎ 0194-59-3831
ホームページ■http://www.kuji.co.jp/

 

「三陸防災復興プロジェクト2019」イベント情報

【いわてHAMA-MESHIプロジェクト】
 ここでしか食べられないHAMA-MESHIを登録店舗で提供しています。
市町村役場や岩手県内の道の駅、岩手県内の郵便局などで「公式ガイドブック」を入手してスタンプラリーに挑戦しよう!

実施期間■ 6月1日(土)~8月7日(水)
実施場所■ 沿岸13市町村
問い合わせ■ 岩手県三陸防災復興プロジェクト2019推進室
☎︎ 019-629-6222

オールいわて・祭りイベント【いわて絆まつりin宮古2019】
 岩手県内33市町村の郷土芸能や祭りを一堂に集めた祭りイベントを開催し、支援への感謝と復興に向けた強い決意を発信します。また、三陸の食の魅力を発信するグルメ祭りも開催します。

実施時期■ 7月13日(土)~7月14日(日)
実施場所■ 宮古市(末広町商店街~中央通商店街)
問い合わせ■ いわて絆まつりin宮古2019実行委員会(宮古市観光課)
☎︎ 0193-68-9091

三陸防災復興シンポジウム2019

【第3回 地域コミュニティを基盤とした防災力の向上】
〜つながりの力で災害から地域を守る〜

実施時期■ 7月19日(金)
実施場所■ 大船渡市民体育館
講  師■ 国士舘大学防災・救急救助総合研究所教授 山﨑 登 氏(元NHK解説員)
エクスカーション■ 7月20日(土)

【第4回 鉄道とフェリーがつなぐ福幸】
〜新たな三陸交通網を活用した地域間交流と地域活性化のヒント〜

実施時期■ 7月26日(金)
実施場所■ 宮古市市民交流センター
講  師■ NPO法人おいしいローカル線をつくる会 理事長 鳥塚 亮 氏
エクスカーション■ 7月27日(土)

シンポジウム同時開催【三陸防災復興展示会】

シンポジウムと同日に、防災装備や車両の展示、研修会などの体験型展示会を開催します。

問い合わせ■ 岩手県三陸防災復興プロジェクト2019推進室
☎︎ 019-629-6222