第127号(平成29年7月25日)の写真

 碁石海岸は、大船渡市の末崎半島東南端約6kmの海岸線で、三陸復興国立公園にも指定されています。その中にある“碁石海岸キャンプ場”の周辺には観光スポットがいっぱい!

 “碁石海岸キャンプ場”は、車を横付けできるオートキャンプ用の“オートサイト”と、自由にテントが設置できる“フリーサイト”があり、キャンプだけでなく、日帰りのデイキャンプも楽しめます。

 包丁、まな板などの調理器具のレンタルや、事前に申し込めば、肉か海鮮セット(3~4人前で3,500円)の食材も用意してくれるので、手ぶらでバーベキューを楽しむこともできます。

 近くには、3つの洞門がある奇岩“穴通磯”や、雷鳴のような音がする“雷岩”、恋する灯台に認定された“碁石埼灯台”など、見どころいっぱい!

 また、海岸を見下ろすことのできる松林の中には遊歩道が整備され、随所の展望台からの眺めは格別です。

【場所】岩手県大船渡市末崎町字大浜
【利用料】
・オートサイト:1泊4,000円・日帰り2,000円
・フリーサイト:テント1張り/1泊1,500円
・日帰り1,000円
※別途管理費500円(小学生以上お1人様につき)
【開設期間】7月7日〜10月31日
【問い合わせ】
碁石海岸インフォメーションセンター ☎ 0192-29-2359(8:30~17:15)
【ホームページ】http://goishi.info/camp-site/

 

平成29年度「第1回いわて復興未来塾」開催

 平成29年6月24日(土)、「平成29年度 第1回いわて復興未来塾」が、盛岡市で開催されました。

 同塾は、県内の産学官の連携組織「いわて未来づくり機構」が主催したもので、今年度で3年目となります。当日は、復興に関心を持つ県内外の約140人が参加しました。

 前半では、達増知事による挨拶の後、政策研究大学院大学の飯尾潤教授による基調報告が行われました。飯尾教授は現代日本の抱える課題について解説した上で、震災を経て改めて見えてきた課題を挙げ、三陸復興が今後の日本の諸課題を解決する上での先導的なモデルになりうる旨の提言をされました。

 後半では、「多様な視点から考える復興の今と将来」をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。戸塚絵梨子氏(株式会社パソナ東北創生代表取締役)は派遣プログラムで被災地の市民と出会った体験を基に、交流促進事業の大切さを学んだ話をする一方、下向理奈氏(NPO法人のんのりのだ物語代表理事)からは大学生を中心とした交流ツアー・民泊学習などを通じた野田村の魅力発信についての紹介がありました。

 また、エミリー・ハラムズ氏(釜石市国際交流員)は海外への情報発信やサポートを通して、復興と共に国際交流を行うことの重要性について話をされました。それぞれの実体験に基づくやりとりに会場も共感するなど、充実したパネルディスカッションになりました。

 

平成29年度岩手県任期付職員 募集!!

岩手県では、東日本大震災津波や平成28年台風第10号災害からの復興事業などの業務量の増加に着実に対応していくため、県の機関及び県内被災市町村で勤務する任期付職員を募集します
*採用予定人員は変更になる場合があります。最新の情報は、岩手県人事委員会ホームページでお知らせします。

≪職種区分、採用予定人員等≫
【職種区分:一般事務】
■採用予定人員■25人程度
■主な勤務先■県の機関に配属される場合
・出先機関(広域振興局等)又は本庁
■職務内容■
・復旧、復興に係る補助事業等に関する業務
・許認可、その他一般事務
■主な勤務先■市町村に派遣される場合
・陸前高田市、釜石市、岩泉町、田野畑村の4市町村
■職務内容■
・窓口業務、生活再建相談、税務、用地取得、補償、その他一般事務

【職種区分:総合土木】
■採用予定人員■47人程度
■主な勤務先■県の機関に配属される場合
主に沿岸地区の出先機関(広域振興局等)又は本庁
■職務内容■
・公共土木施設(防潮堤、港湾、漁港、漁場、道路、河川等)の災害復旧工事等に係る設計、積算、発注、工事監督等
■主な勤務先■市町村に派遣される場合
・久慈市、陸前高田市、釜石市、大槌町、岩泉町、田野畑村の6市町村
■職務内容■
・公共土木施設等(道路、上下水道、漁港、河川、農地等)の復旧に係る設計、積算、発注、工事監督等

【職種区分:建築】
■主な勤務先■市町村派遣のみ
陸前高田市
■職務内容■
・公共施設の設計、積算、発注、施工監理

≪受験資格≫
【一般事務】
・平成12年4月1日までに生まれた者(平成29年4月1日現在の年齢が17歳以上の者)
【総合土木】
次のいずれかの要件を満たしている者(平成29年6月末現在)
・1級又は2級土木施工管理技士の資格を有する者
・2級土木施工管理技術検定試験の受験資格相当の実務経験を有する者
【建築】
次のいずれかの要件を満たしている者(平成29年6月末現在)
・一級又は二級建築士の免許を有する者
・二級建築士試験の受験資格相当の実務経験を有する者

≪試験方法及び内容≫
【一般事務】
・教養試験・作文試験・個別面接等
【総合土木・建築】
・受験申込時に提出された実務経験経歴書及び応募作文による書類選考、個別面接等

■問い合わせ■岩手県人事委員会事務局職員課任用担当
☎ 019-629-6241
メールDD0002@pref.iwate.jp

詳しくは<こちら:岩手県任期付職員

 

災害公営住宅全895戸完成

 岩手県が陸前高田市米崎町に整備を進めていた災害公営住宅脇の沢団地(鉄筋コンクリート造3階建て・60 戸)が完成し、入居が始まりました。

 東日本大震災津波で8,029世帯が建物被害を受けた同市は、被災者の住まいの再生に向け、県とともに災害公営住宅を整備。市による6団地269戸、県による5団地626戸の計11団地895戸の整備が全て完了しました。

 7月12日現在、同市の災害公営住宅には、陸前高田市管理の451戸、県管理の226戸、計677戸が入居しており、全体の入居率は76%となっています。

 平成30年度からは、特定の事情がある方に限定して応急仮設住宅の入居期間が延長される「特定延長」が導入されるため、同市は、昨年8月に実施した「住宅再建」の意向調査を基に応急仮設住宅の集約化を図るとともに、「特定延長」の周知を進めています。

 

被災者向け優良賃貸住宅 新たな復興特区が国から認定

 7月4日(火)、県が申請していた「被災者向け優良賃貸住宅の特例に係る復興推進計画」が復興庁から認定となり、県単独申請としては6件目となる復興特区が新たに誕生しました。

 復興居住区域内で一定の要件を満たす賃貸住宅を建設等した場合に、特別償却又は税額控除のいずれかの課税の特例を受けることが可能になります。対象となる区域が設定されているのは、宮古市、大船渡市、陸前高田市、釜石市、大槌町、山田町、野田村の7市町村18地区。

 これにより、沿岸7市町村での民間賃貸住宅の建設が促進され、用途が決まっていない用地の利活用に貢献するとともに、被災者のみならずUIJターンを希望する方などの住宅確保につながり、定住人口拡大にも貢献することが期待されています。

 計画の詳しい内容については、県ホームページをご覧いただくか又は復興局復興推進課までご連絡ください。
【問い合わせ】復興局復興推進課 ☎ 019-629-6945

 

「国保広田診療所」が完成、診療をスタート

 広田半島で唯一の診療所である「陸前高田市国民健康保険広田診療所」は、東日本大震災津波で被災し医療機材などを失いましたが、発災の翌日より、被災を免れた広田小学校で診療を再開。平成23年8月からは仮設診療所での診療を行なってきました。

 この度、高台に位置する広田小学校裏手で整備が進められてきた本設施設が完成し、6月26日(月)から診療が始まりました。

 また、本施設隣には広田地区コミュニティセンターも完成し、地域医療の復興と同時に、地域住民の集いの場としても期待されます。

 

沿岸広域振興局と北海道胆振総合振興局が連携推進協定締結

 6月19日(月)、沿岸広域振興局は、北海道胆振総合振興局と連携推進協定を締結しました。

 この協定は、来年6月の宮古港と北海道室蘭港を結ぶ定期フェリー就航を契機として、「観光・交流」と「産業振興」を柱に岩手県沿岸地域と北海道胆振地域の連携を一層強化することで、両地域の活性化を目指していくものです。

 協定締結式で、小向沿岸広域振興局長は、「両地域のつながりを東日本大震災津波からの復興、地域づくりにつなげたい。」と抱負を述べました。

 両地域はジオパークや鉄鋼産業等の共通点も多く、今後は、交流の拡大に向け、フェリーを活用した周遊観光ルートづくりやものづくり企業の交流等に取り組む予定であり、様々な分野で連携が広がっていくことを期待しています。

 

「北限の海女」素潜り実演スタート

「北限の海女」素潜り実演スタート

7月1日(土)から久慈市の小袖海岸で、「北限の海女」による伝統の素潜り実演が始まりました。かすりの着物に白足袋姿の海女さんが、水深約8メートルまで一気に潜り、ウニを抱えて浮上する姿は久慈の夏の風物詩です。

海女さんが潜って採ったウニをその場で食べることができるほか、隣接する小袖海女センターでは、生ウニ丼や海産物の浜焼など季節限定の食を楽しむこともできます。

実演
期間:7月~9月の土・日・祝日 *平日は10人以上の団体のみ受付(要予約)
時間: ① 10:20~ ② 11:20~ ③ 14:20~
見学料:500円(1人)
■問い合わせ■小袖海女センター  ☎  0194-54-2261

【三陸・大船渡夏まつり】大船渡市
8/4は、海上七夕が湾内を巡行。8/5には、東日本大震災復興祈願「日光東照宮流鏑馬」が行われるほか、約8,000発の花火と海上七夕船団による競演がフィナーレを飾ります。
■日付■8/4(金)〜8/5(土)
■場所■盛川河川敷公園、キャッセン大船渡駐車場特設会場、大船渡魚市場周辺ほか
■問い合わせ■同実行委員会(大船渡商工会議所内) ☎ 0192-26-2141

【釜石納涼花火大会2017】釜石市
釜石市制施行80周年と近代製鐵発祥160周年となる節目の年に、2年ぶりとなる「釜石納涼花火」が開催されます。今年は震災後初めて「水中花火」が復活。陸から海に向かって投げ込んだ花火が、火柱を上げながら華麗に夜空を彩ります。
■日付■8/12(土)
■場所■釜石湾内
■問い合わせ■釜石観光物産協会 ☎  0193-27-8172

【第28回北奥羽ナニャドヤラ大会】洋野町
「ナニャドヤラ」は、青森県南部から岩手県北部に伝わる日本最古の盆踊りとも言われています。
総勢1,000人を超える踊り手が街頭を流し踊り、各地域の特徴ある踊りを一度に楽しむことができます。
■日付■8/18(金)
■場所■大野地区中心街及び大野小学校校庭
■問い合わせ■ひろのイベント実行委員会(洋野町地域振興課内) ☎  0194-77-2111

 

岩手県 東日本大震災津波の記録

あの日何があったのか。今一度、沿岸市町村別に東日本大震災津波を振り返り、御紹介します。

【久慈市】

1.甚大な被害を受けた久慈市
 沿岸部に立地する事業所や工場などの商工関係をはじめ、水産関係、観光施設、林業関係、土木施設関係、農業関係などにも被害は及び、被害総額は、310億9,015万円となりました。

2.早期回復した港湾機能
 津波による堆積物のため、船舶航行に大きな支障が生じていた久慈港ですが、懸命の撤去作業の結果、3月25日には大型船が入港できるまでに復旧し、翌26日には、救援物資を積んだ国土交通省の大型船が入港。

 4月5日には、宮古市と釜石市のトロール船が入港するなど、他地域の漁船の受け入れも可能となり、復興への足がかりとなりました。

● 津波痕跡高
12.0m 洋野・久慈北海岸
13.7m 久慈湾
14.5m 久慈南海岸
● 死者 2人
● 行方不明者 2人
● 負傷者 10人
● 家屋倒壊 278棟