第122号(平成29年2月15日)の写真

 東日本大震災津波で甚大な被害を受けた陸前高田市で、岩手県が整備する高さ12.5メートル、全長約2,000メートルの県内最大規模の防潮堤がほぼ完成しました。

 震災前、海岸には海側に高さ3メートル、陸側に高さ5.5メートルの二つの防潮堤がありましたが、震災時の最大約17メートルの津波でほぼ全壊し、海岸防災林である松原や砂浜も消失しました。

 新たな防潮堤は、平成25年3月に工事着工し、防潮堤の約9割が完成。海側に高さ3メートル・延長約1,900メートルの第一線堤と陸側に高さ12.5メートル・延長約2,000メートルの第二線堤の二重構造で、数十年から百数十年に一度の頻度で発生する津波高を想定し建設されています。

 今後は、海岸に隣接する気仙川の水門工事と接続する区間の防潮堤の整備を進め、平成31年度末までの完了を目指します。

 また、第一線堤の海側では砂浜再生事業、第一線堤と第二線堤間では海岸防災林の再生事業等が進められており、陸側には「高田松原津波復興祈念公園」を平成32年度末を目途に整備する予定です。

 

『岩手復興ドラマ』県内先行上映会が開催されます

 岩手県は、東日本大震災津波からの復興の歩みをつづったドラマ「日本一ちいさな本屋」と「冬のホタル」を制作しました。テレビ放送に先立ち、先行上映会を開催します。入場は無料ですが、事前申込(ウェブサイト、FAX、往復はがき)が必要です。

 詳しくは事務局までお問い合わせください。

【県内先行上映会】
■大船渡市
日時:3月4日(土) 13:30〜
会場:リアスホール 大ホール

■久慈市
日時:3月5日(日) 13:30〜
会場:アンバーホール 大ホール

■北上市
日時:3月5日(日) 13:30〜
会場:さくらホール 大ホール

■宮古市
日時:3月7日(火) 18:30〜
会場:宮古市民文化会館 中ホール

■一関市
日時:3月8日(水) 18:30〜
会場:一関文化センター 中ホール

■盛岡市
日時:3月10日(金) 18:30〜
会場:盛岡市民文化ホール 大ホール

■問い合わせ先■
「東日本大震災復興動画制作プロジェクト事務局」
〒020-8566 岩手県盛岡市志家町6-1 IBC岩手放送内
TEL:019-623-3131 FAX:019-651-2428
Mail:info@iwatefukkoudouga.jp

 

飲食店街「釜石漁火酒場 かまりば」市内中心部に本格オープン

 平成29年1月27日(金)、東日本大震災津波で被災した釜石市の中心部(釜石市大町)に飲食店街「釜石漁火(いさりび)酒場 かまりば」が整備され、オープンを記念する式典が開催されました。

 同施設は、同市が「商業とにぎわいの拠点」として位置付けるフロントプロジェクト1エリアに、軽量鉄骨造り平屋建て(延べ床面積394平方メートル)の共同店舗3棟を整備したもので、「かまりば」の名称は、「釜石に行く(来る)」と「場」を造語で表現したもの。

 津波で全壊した同市名物の飲食店街・呑(の)ん兵衛横丁にあった3店舗を含む被災事業者7店舗、新規事業者5店舗(1店舗は未決定)の計12店舗が、4月下旬までに順次オープンする予定です。

 歴史ある呑ん兵衛横丁に代わる、釜石の新しいにぎわいの場としての役割が期待されます。

 

『北限のゆずあっぷる』ジュース開発、販売スタート

 平成29年2月14日(火)、陸前高田市で採れた「北限のゆず」と、同市の特産品「米崎りんご」をブレンドした新商品ジュース『北限のゆずあっぷる』の販売が発表されました。

 『北限のゆずあっぷる』は、沿岸広域振興局大船渡農林振興センターが「北限のゆず」の認知度の向上や、観光客や気仙地域内外の販路拡大を図るため開発したもの。料理研究家のメグミプランニング小野寺惠代表が協力し、地元の農事組合法人陸前高田ふれあい市場が製造。

 原料は、陸前高田産の「北限のゆず」と「米崎りんご」、「気仙はちみつ」のみ。無添加で、ゆずの酸味とリンゴの甘みがマッチした、ゆずの香り豊かな、濃厚ながらもすっきりとした味わいのジュースに仕上がりました。

 価格は1本200ミリリットル324円(税込み)、陸前高田市内の産地直売所等で販売されています。