第117号(平成28年11月15日)の写真

 平成28年11月1日(火)、台風10号豪雨で被災し、2カ月間営業を休止していた岩泉町乙茂(おとも)の道の駅「いわいずみ」が、仮オープンしました。

 同施設は、特産品の販売コーナーや農産物直売所、地産地消にこだわったレストランなどを併設していましたが、台風10号豪雨で小本(おもと)川が氾濫し、床上約1.2メートルまでが浸水。運営する岩泉産業開発の従業員がボランティアの手を借りながら、泥にまみれた商品の撤去作業や店内の清掃を行い、営業再開の準備を進めてきました。

 規模を縮小して仮オープンした売店には、看板商品の「龍泉洞の水」や発売時から大好評の「龍泉洞の化粧水」、人気の岩泉炭鉱ホルモンのほか安価で新鮮な野菜など、同町の名産品が並び、大勢の買い物客で賑わいをみせています。

 

「高田松原」復活の第一歩 試験植栽開始

 平成28年10月25日(火)、陸前高田市高田町の高田松原地区海岸防災林造成工事敷地内で、高田松原の再生に向けた試験植栽が行われました。

 陸前高田市の観光名所のひとつだった高田松原は、東日本大震災津波により約7万本のマツが流失。1本だけ残ったマツは「奇跡の一本松」として復興のシンボルとされ、高田松原の再生は、市民から大きな期待が寄せられていました。

 今回の試験植栽は、平成29年度から予定される本植栽に向けて、植栽木の確実な活着と生育に必要な知見を得るため実施されたもの。

 当日は、県沿岸広域振興局農林部大船渡農林振興センターやNPO法人「高田松原を守る会」の会員ら約40人が参加し、クロマツやアカマツのコンテナ苗(容器育苗した根鉢付き苗)を主体に計147本を植栽。

 試験地では、客土や肥料の施用効果と苗木の根系伸長や滞水層の発生状況などを調査します。

 計画では、高さ約4.25メートルに盛り土をした延長約1.9キロメートルに、来年度から3年かけて約4万本を植栽する予定です。

 植栽した苗木が成育し、松林を形成するまでには、約50年の歳月が必要と見込まれますが、「白砂青松」の景勝地復活への新たな一歩となりました。



 

のんさんが久慈市を訪問。市民を激励

 平成28年10月23日(日)、久慈市を舞台としたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」に出演した女優・のん(本名・能年玲奈)さんが、台風10号豪雨で被災した久慈市を訪れ、市民に笑顔を届けました。

 同市では、台風10号豪雨により、久慈川と長内川が氾濫。川に挟まれた地域を中心に、被害は広範囲に及びました。

 のんさんの同市への訪問は、女優・渡辺えりさんと共に訪れた同年9月18日(日)に続くもので、この日は、ドラマのロケ地であった「小袖海女センター」や新装オープン直後に被災した「あまちゃんハウス」、今年4月に再開した久慈地下水族科学館「もぐらんぴあ」などを訪れました。

 また、同市川崎町のアンバーホールで開催された「久慈地方産業まつり」(主催:同実行委員会)に参加したのんさんは、前日に弘前大学で実施されたチャリティートークショーの収益金を台風10号豪雨の被災地である久慈市と岩泉町に寄付。餅まきやみこし運行にも加わり、市民らとの触れ合いに来場者は笑顔に包まれ、大きな拍手を送りました。

 

2019年ラグビーW杯に向け釜石市とAirbnbが覚書を締結

 平成28年10月20日(木)、釜石市とAirbnb(エアビーアンドビー:本社・米国カリフォルニア州サンフランシスコ)は、観光促進に関する覚書を締結しました。Airbnbが自治体と締結するのは国内初めて。

 Airbnbは、世界中のユニークな宿泊施設をインターネットやスマートフォン、タブレットで掲載・検索・予約できるサービスを展開。約191カ国約250万件の宿泊施設が登録されており、利用者は自分の希望に合わせ、地域の人や文化などと触れ合うことのできる旅行を体験できます。

 釜石市は締結を機に、2019年ラグビーワールドカップ等のイベント開催時に訪れる旅行者に地域の魅力、交流を体感してもらうことで、継続的な潜在旅行者の誘致に期待を寄せています。