第115号(平成28年10月15日)の写真

 平成28年10月1日(土)から11日(火)の11日間、第71回国民体育大会「希望郷いわて国体」本大会が行われ、県内各地で熱戦が繰り広げられました。

 本県での国体本大会の開催は、昭和45年(1970年)以来46年ぶりで、東日本大震災津波の被災地としては初めて。「広げよう感動。伝えよう感謝。」をスローガンに、震災復興の支援に感謝を伝えるとともに、復興への歩みを進める本県の姿と魅力を全国に発信する大会となりました。

【感動と感謝!総合開会式】

 10月1日(土)、天皇、皇后両陛下をお迎えし、北上市北上総合運動公園陸上競技場で行われた総合開会式の式典前演技「希望の郷(さと)から、ありがとう」には、俳優村上弘明さん(陸前高田市出身)をストーリーテラーに、災害を乗り越え、復興へ歩む岩手の人々の物語を4章で構成。子どもたちによる「雨ニモマケズ」の朗読や釜石虎舞や北上鬼剣舞の競演。“東北の新たな絆”を、岩手、宮城、福島の3県合同合唱団の歌声とダンスにより表現。また、輝く未来へ歩み続ける本県の姿を、総勢約700人がさんさ踊りでダイナミックに表現し、復興支援に対する感謝を発信しました。

 開会式では沖縄県を先頭に47都道府県の選手団が入場。整列後、出席者全員で震災の犠牲者に黙とうを捧げました。

 開会宣言で達増知事は「震災後、被災地で初めて開催される国体にあたり、復興・復旧に頑張る岩手の姿をご覧いただき、大きな支援に対する感謝の気持ちを伝えたい。」と挨拶しました。

 県内33市町村から集められた炬火(きょか)が会場内でリレーされ炬火台にともされると、約1万2,000人の観客から大きな拍手が送られ、本県代表の髙橋英輝(えいき)選手、小沢みさき選手が力強く選手宣誓し、大会の幕開けとなりました。

【目標を上回る成績、県民に感動を】

 本大会は、全国47都道府県の選手団約2万3,000人(会期前競技の水泳を含む)が参加し、県内24市町村で36の正式競技と特別競技の高校野球が行われました。

 10月11日(火)、秋篠宮同妃両殿下をお迎えし行われた総合閉会式には、各都道府県の選手団、大会関係者、観客約1万6,000人が参加。11日間の大会の幕を閉じました。

 本県は本大会での目標を、8位内、1,550点以上としていましたが、冬季大会を合わせて総合得点1,924点を獲得、男女総合成績(天皇杯)2位に輝き、女子総合成績(皇后杯)は981点・2位。目標を大きく上回り、県民に喜びと感動を与えました。

【「希望郷いわて大会」が開幕】

 国体に続き、10月22日(土)からは第16回全国障害者スポーツ大会「2016希望郷いわて大会」が開幕し、24日(月)までの3日間、県勢を含む約3,300人の選手が参加し、県内各地で個人・団体の13競技が行われます。

 

「大槌学園」新校舎で授業スタート

 県内初の義務教育学校「大槌学園」の新校舎が完成し、平成28年9月26日(月)から新たな学び舎での授業がスタートしました。

 東日本大震災津波以降、およそ5年にわたってプレハブの仮設校舎で授業を続けてきた大槌町立大槌小学校、同中学校ですが、平成28年4月には小中一貫教育校「大槌学園」(大森厚志学園長、児童生徒637人)として統合され、9月には待望の新校舎が完成しました。

 新校舎は高台にある県立大槌高校の旧グラウンドに建設され、木造一部鉄筋コンクリート造り2階建て。校舎棟は町産のスギやカラマツ材が活用され、屋内運動場やプールなどを整備。図書室やランチルームなどが設けられたほか、災害時には防災拠点としての役割も担います。

 

“ギネス世界記録”に挑戦 サンマ1,260匹並べる

 平成28年10月9日(日)、ギネス世界記録「Longest line of edible fish」(最も長い食用魚の列)に挑戦するイベントが同市魚市場で開催され、新記録が誕生しました。

 これは、官民一体となり「さかなグルメのまち大船渡」をPRしようと、大船渡市などが企画したものです。

 イベントには、地元住民や観光客ら361人が参加。生サンマの頭と尻尾が離れないよう真剣な面持ちで並べ、世界一を目指しました。

 審査の結果、並べられたサンマの数は1,260匹。平成26年に三重県鳥羽市で認定されたマダイの干物1,000匹の記録を更新し、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。

 認定書を受け取った戸田公明大船渡市長は「大船渡市がサンマの町として広まってほしい。」と話しました。

 

台風10号に関する被災地ボランティア情報

甚大な被害をもたらした台風10号。被害の大きかった久慈市、岩泉町、宮古市ではボランティアへのご協力をお願いしています。

【久慈市】
・久慈市災害ボランティアセンター ☎ 0194-53-3380

【岩泉町】
・岩泉町災害ボランティアセンター ☎ 090-7079-6035
・小川サテライト ☎ 090-2270-0244
・小本サテライト ☎ 090-2270-0246

【宮古市】
宮古市では、岩泉町にボランティアバスを運行中(平日のみ)です。
・宮古市社会福祉協議会 ☎ 0193-64-5050