第104号(平成28年5月1日)の写真

 平成28年4月23日(土)、東日本大震災津波で全壊した久慈地下水族科学館“もぐらんぴあ”(久慈市侍浜町)が、元の場所で5年ぶりに営業を再開しました。

 同施設は、久慈国家石油備蓄基地のトンネルを利用した日本唯一の地下水族館で、大小約40基の水槽を備え、震災前とほぼ同じ約200種、3,000匹の生物を展示しています。

 オープニングセレモニーで、遠藤譲一(じょうじ)市長は「全国のみなさんのお力添えがあって今日の日を迎えました。復興のシンボルとして、お客様を久慈市、北三陸に迎える拠点になるよう頑張りたい。」と挨拶しました。

 また、震災前から交流があり、再建に向けて支援を続けてきた東京海洋大学客員准教授のさかなクンが“もぐらんぴあ”応援団長に就任することとなり、さかなクンも「5年ぶりに魚たちが戻ってきました。魚たちのキラキラ泳ぐ姿やかわいらしい表情を見ると、頑張る気持ちをもらえると思います。」と施設の再開を喜びました。

 施設内のトンネル水槽では、津波から奇跡的に生き延びたアオウミガメの“カメ吉”が泳ぐほか、土・日・祝日に一日一回、「南部もぐり」や「北限の海女」の実演も行われる予定です。

 

観光再生の拠点「浪板海岸ヴィレッジ」がオープン

 平成28年4月17日(日)、地盤沈下で砂浜が消失するなど大きな被害を受けた大槌町の浪板海岸に「浪板海岸ヴィレッジ」(大槌町吉里吉里)がオープンし、グランドオープンイベント「浪板海岸カーニバル」には、地域住民ら約200名が参加しました。

 同施設には、サーフショップ「K-SURF」、カフェ&バー「JONMA(ジョンマ)」、インターネット環境も備え、仕事場としても活用できるコワーキングカフェ「KAI CAFE」の3店舗が入居したほか、来訪者用の交流スペースも設けられています。

 同日開催されたイベントでは、Tシャツの絵付けや浪板写真展が行われたほか、来場者には三陸産のホタテがプレゼントされました。

 

震災遺構第1号「たろう観光ホテル」の一般公開始まる

 平成28年4月1日(金)から、保存整備工事が完了した東日本大震災津波の震災遺構「たろう観光ホテル(宮古市田老地区)」の一般公開が始まりました。

 国の復興交付金を活用した震災遺構が一般に公開されるのは初めてです。
 6階建ての同ホテルは、津波が4階まで達し、1階から2階部分は骨組みだけが残りました。津波の恐ろしさと教訓を伝えるため、同市は土地を取得し、建物を譲り受けた上で、保存に向けた整備を進めてきました。

 被災地ツアー「学ぶ防災」に申し込むことで、ホテル内部の見学や、震災時にホテルの6階から撮影された津波映像を同じ場所で視聴することができます。

■要予約
■お問い合わせ:学ぶ防災
☎ 0193-77-3305
  080-5739-6423
※午前9時~ 午後6時
HP▶http://www.kankou385.jp/pickup/625.html

 

復興・国体支援“ラッピングトラック”完成披露会開催

 トヨタグループの運送会社である愛知陸運株式会社(愛知県小牧市)が、岩手県の復興やいわて国体を支援しようと“ラッピングトラック”を制作しました。

 平成28年4月11日(月)、県庁正面玄関前で行われた完成披露会では、達増知事から同社の小林隆志社長に感謝状が贈られました。

 全長約12メートル、総重量25トンのトラックの荷台には、奇跡の一本松、三陸鉄道、「三陸サイコー商店会」の商店主、世界遺産の平泉、橋野鉄鉱山、いわて国体など、岩手県の鮮やかな写真がふんだんにあしらわれています。

 同トラックは、愛知県から金ヶ崎町のトヨタ東日本岩手工場間を毎日往復し、沿線の皆さんに岩手県をPRしていく予定です。

 

2016 希望郷いわて国体 2016 希望郷いわて大会

デモンストレーションスポーツ ▶ ビーチバレー
期日 ▶ 平成28年8月28日(日) 
会場 ▶陸前高田市高田町特設会場(陸前高田市高田町太田地内 総合交流センター建設予定地)
お問い合わせ ☎ 0192-54-2111(陸前高田市)

【陸前高田市 INFORMATION】
 目の前に、青く美しい太平洋が広がる陸前高田市。リアス式海岸が続く三陸復興国立公園の南の玄関口としての役割を担っています。
大津波に耐え抜いた「奇跡の一本松」を復興へのシンボルとして、皆様からの温かいご支援や励ましを賜りながら前進しているところです。
毎年8月7日に開催される「うごく七夕まつり」「けんか七夕まつり」は多くの来場者で賑わい、気仙の元気な姿を肌で感じることができます。