平成27年11月29日(日)、東日本大震災津波の復興道路として整備が進められている三陸沿岸道路の「吉浜道路」が開通し、現地で開通式が開催されました。
開通式には、石井啓一国土交通相や達増知事をはじめ地元住民ら約300人が出席。石井国交相は「復興道路や復興支援道路の一日も早い全線完成を目指し事業に努めていく。」と挨拶しました。
「吉浜道路」は、大船渡市三陸町越喜来(おきらい)の三陸インターチェンジから越喜来高架橋(584m)、吉浜トンネル(1,644m)、吉浜高架橋(延長373m)を経て、同市同町吉浜の吉浜インターチェンジを結ぶ自動車専用道路で、全長3.6km。
急こう配と急カーブが続く国道45号線と比べて、所要時間が10分から4分に短縮。地域産業や観光産業の振興、大規模災害時の緊急輸送道路としての幅広い効果が期待されます。