第97号(平成27年12月1日)の写真

平成27年11月9日(月)、今年2回目となる復興の現場見学会(宮古・山田地区)が開催されました。
当日は、宮古市・山田町の地域住民19人が参加し、復興の現場5ヶ所を見学しました。

今年2回目となる復興の現場見学会(宮古・山田地区)には、宮古市・山田町の地域住民19人が参加しました。

1 県立山田病院(車窓)
現在、山田町織笠地区に建築中。 
平成28年度の開院を目指しています。

2 山田町妻の神地区災害公営住宅
鉄筋コンクリート造4階建て2棟からなり、
1号棟:24戸(2DK:16戸・3DK:8戸)
2号棟:28戸(1DK:4戸・2DK:18戸・3DK:6戸)
の集合住宅です。

3 山田町浦の浜地区 農地海岸堤防・養浜(砂浜復旧等)・県有防潮林
●海岸堤防工事
倒壊した高さ6.6mの堤防を11.6mにかさ上げする工事が進められています。
平成28年度の完了を目指しています。

●養浜(砂浜復旧等)
海水浴場として利用されていましたが、砂浜の3分の2が流失し、約0.6mの地盤沈下。
砂浜と全壊した管理棟を復旧する工事が進められています。
平成28年度の完了を目指しています。

●県有防潮林
人家や農地などを飛砂、潮風・強風、霧の害から保護するため、防潮林が整備されています。
植栽は、アカマツ苗木(6,140本)と被災地支援として石川県から寄付されたクロマツ苗木(994本)の計7,098本を使用します。

4 宮古市赤前地先地区 海岸災害復旧工事
防潮堤820.4mと樋門1基、付帯道路等を整備。
平成29年1月の完了を目指しています。

5 三陸沿岸道路宮古田老道路(山口第2トンネル)工事
山口(起点)から崎山(終点)の延長2,258mのトンネル工事が進められています。
起点、終点の2ヶ所から行われている掘削作業は、24時間体制で行われおり、平成28年7月の完成を目指しています。
参加者はトンネル内に入り、工事状況の説明を受けた後、記念撮影を行いました。

 

『東日本大震災津波・岩手県復興報告会』が開催されました

 台湾の皆様に東日本大震災津波の支援への感謝と復興の取組を伝えるため『~「つながり」に感謝〜東日本大震災津波・岩手県復興報告会』が、平成27年11月10日(火)、台北市のザ・シャーウッド台北(台北西華飯店)で開催されました。

 岩手県が海外で復興報告会を開催するのは、平成25年のアメリカ・ニューヨーク市、平成26年のフランス・パリ市に続き3回目。

 今回の報告会には、台湾の関係者や県関係者ら約200人が出席。セレモニーで達増知事は、復興支援に対する御礼と復興の取組を報告し、亜東関係協会副参事回部弁事の李 世丙氏と台湾赤十字組織の王 清峰会長に感謝の盾を贈呈しました。

 レセプション会場では、来場者にわんこそばやまめぶ汁、地酒など岩手県の特産品が振る舞われた他、復興状況や台湾との交流の様子を伝えるパネルが展示されました。

 達増知事は、「復興する岩手の姿をご覧いただくことが、御支援に対する感謝の気持ちを伝えることになると考えている。今後も台湾との交流を深めていきたい。」とスピーチし、来場者は、復興に向けて邁進する岩手県の力強さを感じるとともに、岩手県と台湾の強い絆を深めた一日となりました。

 台湾からは、震災直後の支援活動をはじめ、多くの救援金が寄せられ、保育園や幼稚園等の施設や災害公営住宅の整備等に充てられています。

 また、復興支援に加え、中華航空のチャーター便を通じての相互訪問、ホームステイ等の民間における交流 が盛んに行われており、台湾とのさらなる「つながり」に期待が寄せられています。

 

「こころサロン ENERGY」で心のサポート

 岩手県精神保健福祉センター(盛岡市)では、東日本大震災津波等で大切な家族を亡くされた人を対象に新たなサポートを行っています。

 大切な人を亡くしたことから落ち込んだ気分が長く続き、亡くなった事実を受け入れることができない等の状態が続くと心身に大きな影響が生じ(複雑性悲嘆)、専門的なサポートが必要となることがあります。

 同センターが行っているサポートは、東日本大震災津波で突然家族を失った遺族への心理社会的支援のため開発されたプログラム「ENERGY」を活用し、隔週土曜日、全5回実施されるもので、精神科医師や保健師、臨床心理士等専門スタッフが家族を亡くした人と一緒に、悲しみに向き合い、日常生活が取り戻せるよう取り組むもの。

 震災から4年9ヶ月を迎える中、生活環境の変化や将来への不安から孤立感を抱く人も多く、そういった人々の精神的サポートの窓口として利用できます。

▼開催日時:原則隔週土曜日
全5回 10:00~12:00
▼場所:岩手県精神保健福祉センター4階
(盛岡市本町通3-19-1)
▼参加申込:事前にお電話でお申し込み下さい。
▼お問い合わせ:岩手県精神保健福祉センター (上田・佐々木)
月~金 9:00~16:30 ☎ 019-629-9617

 

東日本大震災津波後初の「市民マラソン」が開催されました

 平成27年11月15日(日)、陸前高田市で「復活の道しるべ 陸前高田応援マラソン(主催:陸前高田市教育委員会・陸前高田市体育協会)」が開催され、市内外から集まったランナー約800人が、復興が進む市内を駆け抜けました。

 同市は、毎年11月に市民マラソンを開催していましたが、東日本大震災津波後、中断。今回は、スポーツ用品メーカーの「アディダスジャパン株式会社」(東京都港区)の全面的な運営支援のもと、震災後初の開催となりました。

 レースには、市内から約450人、市外から約350人がエントリー。幅広い世代のランナーが、10km、5km、3km、1.5kmの4つの種目に分かれ健脚を競いました。

背中に陸前高田市の応援メッセージを書き込んだランナーたちが駆け抜けると、沿道からは温かい声援が送られました。

 

宮古―室蘭航路をPR 「フェリーショートクルーズ」を実施

 平成27年11月15日(日)、宮古市は、宮古港開港400周年記念事業の一環として「フェリーショートクルーズ」を実施しました。

 これは、平成30年春に予定される宮古―室蘭(北海道)間の定期航路開設の機運を盛り上げようと行われたもので、同市は、フェリー航路の開設を計画している川崎近海汽船(東京都千代田区)のシルバークィーン(全長134m、7005t)をチャーター。当日は、市民300人と関係者ら200人、計500人が乗船しました。

 ショートクルーズは、宮古港藤原埠頭を出航し、岩泉町小本沖までを往復する約2時間のコースで、参加者は、短い船旅を満喫していました。

 フェリー定期航路は、宮古―室蘭間(325km)を1日1往復10時間で結ぶ計画で、観光や物流の拡大が見込まれると期待が寄せられています。