第96号(平成27年11月15日)の写真

 平成27年10月31日(土)、「復興の現場見学会」(主催:岩手県)が行われ、久慈地域や二戸地域の住民28人が参加しました。

 見学会は、東日本大震災津波の記憶と教訓の風化を防ぐとともに、復旧・復興状況を住民に理解してもらうことを目的に行われたもので、昨年度に引き続き今回で2回目。

 参加者は、まず、城内(じょうない)地区高台団地(野田村)を見学。同団地では、自力再建住宅20戸、災害公営住宅54戸の計74戸(区画面積330㎡/戸)が整備されており、年度内の完成を目指しています。

 続いて、国道45号線を起点に三陸沿岸道路(仮称)野田インターチェンジに接続する延長約1.5kmの新しい県道・野田山形線(野田村)の整備の様子を見学。現在は、地盤改良と盛土工事が進められており、平成29年度の開通を目指しています。

 三陸沿岸道路(普代~久慈)の国道45号宇部トンネル(久慈市)の工事現場では、参加者はトンネル内を徒歩で見学。幅12m、延長446mの宇部トンネルは掘削工事が完了しており、平成28年3月の完成を目指しています。

 最後に、平成27年4月26日(日)に本格オープンした小袖海女センター(久慈市)を見学し、現場見学会は終了しました。

 参加者は、「トンネル工事等、なかなか見ることができない現場を見せて頂いた。少しずつ確実に元通りに戻ってきていて、今まで以上に良い感じになっている。」と見学会の感想を述べました。

 

「新校舎」に愛着を 大槌学園生徒が寄せ書き

 平成27年10月22日(木)と23日(金)の両日、大槌町の小中一貫教育校「大槌学園」の児童・生徒と教職員およそ730人が、建設が進む新校舎に使用する建材に寄せ書きをしました。

 大槌学園は、東日本大震災津波で被災した4つの小学校(大槌小、安渡小、赤浜小、大槌北小)が合併された大槌小学校と被災した大槌中学校が統合し、平成27年4月に誕生した小中一貫教育の学校です。

 この寄せ書きは、新たな学園生活への期待と愛着を深めてもらおうと企画されたもので、児童・生徒らは、幅1m、長さ7mの建材に「大槌を笑顔に」「最高の学園にしたい」「勉強を頑張りたい」などそれぞれの夢や想いを書き込みました。

 現在、児童・生徒らは仮設校舎で学んでおり、高台に建設中の新校舎は平成28年9月に完成する予定で、寄せ書きされた建材は新校舎の教室の天井裏に設置されることになっています。

 

広田湾大漁まつり

 平成27年10月25日(日)、「広田湾大漁まつり(主催:広田湾大漁まつり実行委員会)」が5年ぶりに開催され、新鮮な海の幸を買い求めようと大勢の人たちが訪れました。

 会場となった陸前高田市広田町の広田漁港荷さばき施設では、カキやホタテ、アワビ、エゾイシカゲガイ、ワカメなど地元産の海産物の販売やサンマやサバの詰め放題などが行われ、大行列ができるなど多くの来場者で賑わいました。

 また、会場内に設けられたサケのつかみ捕りやカキの殻むき体験のコーナーも人気を集める中、海産物の炭火焼きコーナーでは、来場者が広田湾の海の幸を堪能していました。

 5年ぶりに再開したまつりは、浜の活力を感じさせ、被災沿岸地域の復興を感じる一日となりました。

 

熊野神社式年大祭(五年祭)

 平成27年10月31日(土)、大船渡市末崎(まっさき)町の熊野神社で、4年に一度行われる「熊野神社式年大祭(五年祭)」が8年ぶりに開催され、大勢の人たちで賑わいました。

 式年大祭は、4年前の前回は東日本大震災津波の影響で中止となり、今回は8年ぶりの復活となりました。

 式年大祭には、同町9地域の祭組が参加。虎舞や権現舞を奉納し、同神社の境内で、長さ16.2mのはしごを使って舞い踊る平組の「はしご虎舞」が披露されると、観客から大きな拍手と歓声が起こりました。

 その後、9地域の祭組や稚児行列など総勢400人以上が行列を作って賑やかに地域を練り歩きました。

 祭りは、伝統芸能の伝承の場となるとともに、地域住民の交流の場としての役割を担い、その復活は、地域活性につながると期待されます。