第86号(平成27年6月15日)の写真

 平成27年6月1日(月)、「渚(なぎさ)亭たろう庵(あん)」(宮古市田老)がグランドオープンしました。

 これは、東日本大震災津波で被災し、震災遺構として保存が決まっている「たろう観光ホテル」が、景勝地「三王岩」を一望できる近くの高台に場所を移し、再建したものです。

 「渚亭たろう庵」は、本館・展望棟・離れ棟の3棟で構成され、客室は13室。全客室に露天風呂が整備され、食事は、三陸の豊富な海の幸を存分に楽しむことができます。

 また、同施設には、東日本大震災津波の発災時に「たろう観光ホテル」の6階から撮影した津波の映像を上映するスペースが設けられており、宿泊者の希望によりビデオ上映が可能で、震災の記憶を後世に伝える役割を担う宿として、多くの期待が寄せられています。

 

『被災3県任期付職員採用試験合同説明会』を開催しました

 平成27年6月6日(土)に東京都庁・都議会議事堂・都民ホールにおいて、「被災3県(岩手県・宮城県・福島県)任期付職員採用試験合同説明会」を開催しました。

 この説明会は、復興事業に携わる任期付職員の募集に関し、一度の機会で多くの被災自治体の現状を知ってもらい、受験希望者の選択の幅を広げてもらうため、東京都及び復興庁の協力を得て、初めて被災3県合同で開催したものです。

 当日は200人を超える方々が参加。初めに、復興庁の小泉進次郎復興大臣政務官が、東日本大震災津波発災後の被災地の様子や復興の状況を説明し、「震災から4年が経過したが、まだ課題は多い。復興に関わる仕事は決して楽ではないが、力を貸してほしい。皆さんと被災地の現場で会えることを楽しみにしている。」と呼びかけました。

 また、3県の担当者が、各県の復興への取組状況や募集内容を説明。その後、自治体ごとに相談ブースを設置して、参加者からの個別相談に応じました。

◆ 岩手県任期付職員募集中!! ◆
一般事務
【申込期間】平成27年5月29日(金)~6月19日(金)
【一次試験】平成27年7月12日(日)

総合土木・建築
【申込期間】平成27年5月29日(金)~7月   3日(金)
【一次試験】書類選考

 

「第1回いわて復興未来塾」が開催されました

 平成27年5月30日(土)、「第1回いわて復興未来塾」がホテルニューカリーナ(盛岡市)で開催されました。

 同塾は、岩手県内の産学官の連携組織「いわて未来づくり機構」の主催で、復興に関わりたい人たちに学び合いと連携の場を提供することを目的とするもの。復興に関心を持つ約150人が県内外・業種を問わず参加しました。

 第1回となる今回は塩崎賢明(よしみつ)立命館大学教授が「阪神淡路大震災の経験から感じたこと」「東日本大震災津波の中で思っていること」「今後の震災に対して留意すべきこと」等について、また野田武則釜石市長が釜石市における復興の現状・課題等についてそれぞれ講演し、後半には塩崎教授、野田市長に達増知事を加えたパネリスト3名によるパネルディスカッション「被災者に寄り添う復興まちづくり」が行われ、復興に対する様々な意見交換がなされました。

 パネルディスカッション後には参加者からの質問も寄せられ、同塾の掲げる目的「復興に関わりたい人たちに学び合いと連携の場を提供する」が実践される事となりました。

 次回の「いわて復興未来塾」は平成27年7月18日(土)に開催されます。

 

気仙中学校の生徒が、支援の浴衣で着付けに挑戦

 平成27年5月26日(火)、陸前高田市の気仙中学校(鈴木利典校長、全校生徒数69人)で、浴衣の着付け教室が行われました。

 これは、京都市のNPO法人「きものを着る習慣をつくる協議会」と、陸前高田市の「前結びこんの着付教室(代表・金野ヨシ子さん)」の協力のもと、被災地支援として全国から贈られた浴衣の一部を使用して行われたものです。

 同校には、東日本大震災津波で浴衣を流された生徒もおり、和装文化を学びながら浴衣を着させてあげたいとの想いから、家庭科の授業の一環として取り組まれました。

 当日は、同校の2年生24人が、金野代表と6人の講師から指導を受けながら浴衣の着付けに挑戦し、慣れない手つきの中にも喜びの表情を浮かべていました。