第84号(平成27年5月15日)の写真

 好天に恵まれたゴールデンウィーク初日の4月25日(土)、JR釜石線(花巻-釜石間90.2km)で、蒸気機関車「SL銀河」の運行が始まりました。

 「SL銀河」は、JR東日本が東日本大震災津波で甚大な被害を受けた被災地の復興を支援することを目的に、約40年前に引退した蒸気機関車「C58239」を復活させたもの。

 昨年は4月から12月までの土日祝日を中心に運行され、およそ1万2,400人が利用。今年で2年目の運行となります。

 運行初日となるこの日は、始発駅の花巻駅からおよそ170人の乗客が乗り込み、ほぼ満席となった列車は、汽笛とともに釜石駅に向けて出発しました。

 午後3時過ぎ、釜石駅では郷土芸能の「虎舞」が披露される中「SL銀河」が到着。駅前では三陸の特産である「めかぶ汁」が振る舞われるなど、歓迎ムードに包まれました。

 「SL銀河」は今年も土日祝日を中心に運行され、観光面からの復興支援を担います。

 

「あまちゃん」ロケ地に『小袖海女センター』が復活!

 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地として知られる久慈市の小袖漁港に、東日本大震災津波で全壊した小袖海女センターが再建され、平成27年4月26日(日)、観光シーズンの到来に合わせて本格オープンしました。

 同日行われたオープニングセレモニーで、遠藤譲一(じょうじ)久慈市長は「あまちゃんの放送で、国際的な観光地になったので、多くの人たちに景色や海の幸を楽しんでもらいたい。」と挨拶。その後、餅まきやちびっこあまちゃん隊によるダンスの披露などで施設の復活を祝いました。

 新たにオープンしたセンターは、鉄筋コンクリート3階建て。1階は産直・物販スペース、2階は「北限の海女」の文化や歴史を紹介する展示スペース、3階は軽食スペース「海女cafe」が設置されています。また、屋上は展望台になっており、久慈海岸を一望できます。

 開館時間は、午前9時から午後5時までで、平成27年7月には、海女さんによる素潜り漁の実演が始まる予定です。

 施設の復活は、国内外の観光客の呼び込みに一層弾みがつくと期待が寄せられています。

 

「三陸山田カキ(活気)まつり」が開催されました

 平成27年4月29日(水)、「三陸山田カキ(活気)まつり」(主催:山田の魅力発信実行委員会)が、山田魚市場特設会場で開催されました。

 同まつりは、東日本大震災津波後では昨年に続き二回目の開催。

 会場では、山田産の殻付きカキやホタテなど海産物が安価な値段で販売された他、400食限定で無料配布されたカキ汁には長蛇の列ができ、町内外から訪れた人たちは、濃厚な春カキの味に舌鼓を打っていました。

 また、来場者が購入した海産物をその場で調理できるバーベキューコーナーや、水槽のカキやホタテをカギザオですくい上げるゲームコーナーにも活気が溢れ、山田町の海産物の復興を感じる一日となりました。

 

8年ぶりに「式年五年大祭」復活!

 郷土芸能の伝承と復興祈願を込めて、大船渡市大船渡町にある加茂神社の「式年五年大祭」が同市大船渡町内で開催されました。

 4年に一度行われるこの祭りは平成23年に行われる予定でしたが、東日本大震災津波の影響で開催が見送られ、平成27年5月3日(日)、8年ぶりに復活しました。 

 今年の祭りでは、きらびやかな衣装を身につけた稚児たち・神輿・大名行列等がかさ上げ工事が進められている市の中心部や仮設の商店街などを練り歩き、メイン会場の大船渡市魚市場では、大船渡市10地区の郷土芸能や権現舞、鹿踊などが披露されました。

 また、大船渡湾では、神輿を乗せた船や大漁旗を掲げたおよそ30隻の船による「海上渡御」が賑やかに行われ、大漁を願いました。